|作り方|


の歌を詠んで、真っ先に秋の田んぼが頭に浮かびました。稲が黄金色にこうべを垂れた実り豊かな田んぼです。

黄色い生地 は 黄金色に実をつけた稲穂 を
折りたたんだ生地 は 着物の袖 を

あらわしています。


地の表側には焼き印で「稲穂型」を押しました。
全体を茶色系で統一し、秋らしさを出しています。
秋の夜露にぬれてしまったという天智天皇の衣の袖を、このお菓子で表現しました。



お、ここで使っている生地は、こなし生地といって、漉し餡と小麦粉を混ぜたものです。

仲 實





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