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パン
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| こつ | 焼きたてのパンは本当においしいの? | 解説
| 焼きたてすぐのパンはやわらかく、あつあつでいかにもおいしそうですが、口の中に入れて噛むとすぐにひとまとまりになってしまい、モゴモゴとして口溶けが悪いものです。それに熱く感じるだけでパン本来の味や風味が分かりません。パンは冷めると、加熱したことでやわらかくなっている小麦でんぷんがしっかりとしますし、冷める間に余分な水分が蒸発していきます。そのときにアルコールなども抜けて、いやな発酵臭もなくなります。パンは焼き上がったらプレートからはずし、室温でゆっくりと冷ますと良いでしょう。バターロールのようなソフトなパンやフランスパンのように皮がパリッとしているパンは、時間が経つほど味がおちてきます。焼き上がったパンがやっと冷めた時がいちばんおいしいのかも知れません。もちろん、カレーパンにように揚げたてを熱いうちにほおばるのがおいしいものもあれば、ドイツのライ麦パンのように何日か経った方ががおいしくなるものもありますが...。 | |