ブドウの種類
種類 名称 説明 欧州種 マスカット・オブ・アレキサンドリア ヨーロッパブドウの代表的なブドウで北アフリカ原産の古い品種。日本では温室栽培されている。顆粒は大きく緑黄色から淡黄色。麝香の香りを持ち品質は優秀でブドウの女王と賞賛されている。 ネオマスカット マスカット・オブ・アレキサンドリアに甲州三尺を交配させたヨーロッパブドウ。果粒は淡緑色で甘味が強く、酸味が少ない。麝香の香りを持ち品質は良好。日持ち、輸送性に良い。 甲 斐 路
(かいじ) ネオマスカットとフレームトーケーの交配種。甘味が強く、酸味が程良い。食味の良い晩生のヨーロッパブドウ。香気はない。 欧米雑種 マスカット・ベリーA 昭和初期に日本で育成された生食、醸造兼用の欧米雑種の黒ブドウ。弱い麝香臭があって、甘味、酸味ともそろった濃厚な味。ジベレリン処理によって種なしブドウの生産が増加している。 巨 峰 日本生まれの欧米交配種。果汁が多く、甘味が強いため、食味が良好。野性的な味と香りに人気が高い。果皮と果肉の皮離れがよい。 デラウエア 日本で最も親しまれている欧米雑種。本来は種子のある品種だが、ジベレリン処理によって種なしブドウにされる。 キャンベル・
アーリー 栽培の容易なアメリカブドウ。果肉は塊状で、皮離れは容易。狐臭(こしゅう)をもち、甘味、酸味とも中位。 東洋系欧州種 甲 州 約800年前に現在の山梨県で発見された中国渡来の欧州種と言われる。生食、醸造兼用品種で有る。甘味、香りとも強く白ワインの原料としての需要が高い。 ※参考
講談社:目利き・味聞き(やさい・くだものの本)
講談社:料理材料大図鑑(マルシェ)