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- 取得できる資格・称号
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- 調理師免許〈国家資格〉…卒業時に国家試験免除(無試験)にて取得
- 専門士〈文部科学省認定〉
- 食品技術管理専門士〈(社)全国調理師養成施設協会交付〉(希望制)
- 技術考査〈(社)全国調理師養成施設協会実施〉…在学中に実施される試験(希望制)
※調理技術技能評価試験にかかる学科試験免除のための技術考査。合格した者は6年以上の実務経験を経て、実技試験を受験することができ、これに合格すれば「専門調理師・調理技能士」となる - 調理師養成施設実習助手〈(社)全国調理師養成施設協会交付〉…卒業前に実施される「技術考査(希望制)」に合格することが必要
- ふぐ処理登録者〈大阪府交付〉…在学中に実施される「ふぐ処理試験(希望制)」に合格すると取得
- 海外における日本料理の調理技能の認定(シルバー)〈農林水産省の認定制度〉
※留学生のみ
…海外において日本食・食文化の魅力を適切かつ効果的に発信できる人材に対して認定する制度。卒業時に希望者のみ取得。
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高度調理技術
マネジメント学科
学校ブログ
3年間の学び
第1学年
技術の基礎実習
調理師が果たすべき役割を理解するとともに、
おいしい料理をつくるための基本技術を習得します。
第2学年
目指すジャンルを専攻して学び、後期は企業実習
前期は専攻料理ジャンル(西洋料理・日本料理・中国料理)の技術を修得。
後期はプロの現場で、自分のスキルや課題を認識します。
第3学年
ゼミ形式で学ぶ
レシピ研究などテーマに基づいてゼミ形式で追究。
自らのあり方を料理で表現できる力を養います。
ここにしかない学び方
総合演習と調理研究実習
第3学年では、第2学年で得た自らのテーマ・目標について、食材研究とともに少人数グループによるゼミ形式で行う「総合演習」で議論を重ね、「調理研究実習」で技術を磨き、オリジナルのレシピを完成させます。
総合演習と調理研究実習研究事例
学びの集大成として、猪肉を使ったジビエ料理を研究しました
松田 愛
高度調理技術マネジメント学科(3年)※取材時
第3学年
4月~5月
立案~生産地訪問など、
積極的に学外で研究活動。
文献から知識を得ることから始め、その後、生産地の訪問や、ジビエ料理専門レストラン取材など、研究の場を学外に広げました。
第3学年 6月~7月 部位ごとに味を徹底研究
「ソテ」「ポシェ」「ロースト」といった西洋料理のシンプルな調理を施し、成獣・幼獣、オス・メス、それぞれ部位ごとの味の違いを確かめます。感じたことはすべて、データとして記録!
第3学年 7月末 研究の成果を発表し、レシピを考案。
猪肉のムダな廃棄を減らすことをめざし、「猪肉はこんなにおいしく食べられる」と知ってもらうための料理を追究。その研究成果を発表し、「ゆで煮」「蒸し煮」の2つの調理法によるオリジナルレシピを考案。「これだ!」と思える味を実現できました。
研究を通じて知った社会問題。
料理での解決をめざして。
害獣として捕獲される猪ですが、その肉は食べられるにもかかわらず、実際に食されているのは一部で、それ以外は廃棄されてしまっているのが現状。「それではもったいない」「食材を捨てるという考えを変え、正しい食育につなげたい」と私は考え、猪肉の価値向上とニーズ拡大をめざし、おいしい猪肉料理を提案しました。
ここにしかない学び方
食と環境 ワークショップ
学外フィールドワークやボランティア活動を全面的にバックアップ。生産者を訪ねリアルな現場を体験することで、自然環境・廃棄ロスなどの社会問題にも目を向けます。
キャリア形成実習
第2学年後期には、ホテルのレストランや有名店など、専攻料理や適性に応じた実習先で長期にわたり、現場での仕事を経験する「キャリア形成実習」を実施(第1期〜3期/各1ヶ月以上)。一流の現場の緊張感のなか、「周りを見る」「一つ先を考える」などのプロ意識を育てます。
研修先 CASE 01
エクシブ京都 八瀬離宮
比叡山のふもとに広がる美しい自然の中に建つ、会員制リゾートホテル。日本・中国・フランス・イタリア料理の4つのレストランはいずれも質が高く、ここでの研修は、一流を目指す学生にとって貴重な経験となるでしょう。
研修先 CASE 02
東京ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート
東京・お台場というロケーションで「都会の喧噪から遮断された極上のリゾート」を実現している完全会員制ホテル。一流シェフが腕を振るうレストランは、多くの著名人にも愛されています。