CREPES SUZETTE
名前の由来は定かではない。フランス古典料理逸話集（訳：平井 裕、中川高行）では、 アンリ・シャルパンティエと言う御仁が英国皇太子殿下（後のエドワード７世）にクレープを供した際、非常に喜ばれ殿下が同席の婦人の名を付けられたとか。オペラ通りの有名ねレストラン、ビニオンの給仕長デュニヨンの創作だと言う説があると記している。また、一般的にはオレンジを使うとされているが、本来はマンダリンを用いるのが正しいと記している。
 お菓子デザート入門（鎌倉書房） |
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作り方
1.クレープを焼いておく。
2.オレンジの表面を角砂糖で擦り、オレンジの風味を付けておく。
3.オレンジの皮をむき、果肉を取り出しておく。皮は白い部分を取り除き、表皮をジュリエンヌ（千切り）にして湯がいておく。
4.サービス用のフライパンにバターを入れ火にかける。バターが溶ければ角砂糖を加えバターを吸わせるようにしながら、フォークで崩していく。
5.角砂糖が溶けてキャラメル状になれば、フライパンを火からはずしオレンジ・ジュースを注ぎ入れる。
6.再び火にかけ固まったキャラメルを溶かし、ソースを作る。
7.ソースにクレープを一枚広げ入れ、ソースを表面に掛けながら四つに折り重ねる。この操作を繰り返しフライパン全体に整える。
8.表面に湯がいたオレンジの皮と果肉を加え、グラン・マルニエ、コニャックを降り入れて、フランベする。
