FRAISIERフランス版苺ショート・ケーキ。バター・クリームまたカスタード・クリームを合わせたクレーム・ムースリーヌとマジパンを組み合わせたしつこそうなケーキですが、苺がそれらを和らげ、苺の風味を充分に引き出してくれるケーキです。
お菓子デザート入門 発行:鎌倉書房 |
材料(直径18cm/高さ4cmの型3台分) ジェノワーズ………………………基本分量 |
作り方
1. ジェノワーズを1cmの厚さに2枚準備しておきます。 2. クレーム・パティシエールを柔らかく戻し、イタリアメレンゲで作ったバター・クリームに少しずつ加え混ぜてクレーム・ムスリーヌを作ります。
バターの変わりにイタリアメレンゲで作ったバター・クリームを使います。3. 型の内側にバターを薄く塗り、ジェノワーズを一枚底に敷き、グラン・マルニエ風味のシロップをしとらせておきます。 4. 更に、クレーム・ムスリーヌを一部ジェノワーズの上に塗り広げ、型の内側に切り口を外にして苺を貼り付ける。更に、表面全体にもまんべんなく苺を詰める。 5. 苺を詰めた表面に、クレーム・ムスリーヌを平らに塗り入れ、残りのジェノワーズを被せ、グラン・マルニエ風味のシロップをしとらせる。更に、表面に残りのクレーム・ムスリーヌを薄く平らに塗り、冷蔵庫で冷やし固めておく。 6. ピンクに色付けたマジパンを薄く麺棒で伸ばし、更に、溝付け用麺棒で縞模様を付ける。これを固めたケーキの上に被せ麺棒を転がして余分なマジパンを取り除いておきます。 7. 型の周囲を温め、下の方へ抜き取っておきます。更に、マジパンで作った花やグラス・ロワイヤルで表面を飾って供す。