食の歴史Ⅰ
人と動物の食行動はどこが異なるのか、「料理」と呼べるものはいつ生まれたか、異なる地域と時代で食品の選択、美食上の好み、調理法、食べ方がこれほど異なるのはなぜか。「食」に関わるすべてをテーマに、快楽の歴史で知られるフランドランと中世の食の専門家モンタナーリの他、43人の執筆者が、最新の研究成果を踏まえて先史時代から現代まで西洋における食の歴史を一望したHistoire de l'alimentationの全3巻の翻訳書。
第1巻は、オリエント文明発祥から、キリスト教普及ととともに西洋文明が形成し始める時代まで。