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もうすぐクリスマス!シュトレンを作ろう(*'ω'*)

辻製菓マスターカレッジ

2019.12.14

こんにちは!

12月になり、街は一気にクリスマスムードになりましたね。

皆さんはシュトレンという食べ物をご存知ですか?
シュトレンとはドイツでクリスマス時期に食べられる
ドライフルーツのいっぱい入った伝統的な発酵菓子のことです。

バターとお砂糖をたくさん使って作った贅沢な食べ物で、
クリスマスまでの4週間、薄くスライスして少しづつ食べるという習慣があります。

先日実習でもシュトレンを作りました。
その様子を見てみましょう!

まずは生地を練るところから。
下ごしらえとして、アンザッツと呼ばれる発酵生地を練ります。



次に本ごねです。
小麦粉にバターと砂糖と卵を混ぜたもの、塩、スパイス、そしてアンザッツを入れてよく練ります。
最後にラム酒漬けのドライフルーツとナッツをこれでもか!と言いたくなるくらい入れます(笑)


惜しげもなくドライフルーツとナッツを入れること。
これがおいしさの秘密!

そして成形です。



麺棒で生地を伸ばしたら、両サイドから中央に向かって折って重ねます。

この形がシュトレンの特徴の一つでもあります。
シュトレンの形は、産着をきた幼子イエスをイメージしているといわれています。


成形できたらバターを表面に塗ってオーブンで焼成しましょう!

オーブンで焼くことじっくり一時間。
いいにおいがしてきました。
焼き上がりのようです。
焼きあがったら、さらに表面にバターを塗って染み込ませます。



そしてバニラシュガーをたっぷりまぶしつけましょう。

このまま一晩おいてなじませて、翌日粉砂糖をふって仕上げます。

すぐに食べたいところですが、食べごろは2週間後くらい。
じっくり寝かせて、なじませて、おいしくなったところをいただきましょう。

ドイツ伝統のシュトレン、皆さんもいかがですか?