9月9日、高尾山口うかい鳥山にて、
「アトリエうかい×L'ABEILLE（ラベイユ）×東京都高尾ビジターセンター
　"花の都"高尾山のミツバチと人と自然の共生
　　～百花蜜をおいしく食べて、身近な自然と未来を考えよう～」
というセミナーが開かれ、エコールからは製菓の学生8名が参加しました。

舞台となったうかい鳥山は、うかいグループの創業店です。
自然豊かな高尾山に約6000坪の敷地を持ち、
お食事処以外にも野山に自生する植物を鑑賞できる山野草園や結婚式を執り行う神殿も構えています。
今回のセミナーはその中にある、富山から移築された合掌造りの建物で行われました。

セミナーでは、高尾ビジターセンターの梅田さんより、高尾山の自然の豊かさや生き物の多様性を教えていただきました。
L'ABEILLEの加藤さんからははちみつのお話と、ミツバチを育てていきながら、自然をを守っていくという大切なお話も聞くことができました。

セミナー中盤では、高尾山だからこそ採取される東京のはちみつ3種と、それを使ったお菓子の試食が行われました。

はちみつ3種はどれも高尾山で採取されたのもですが、いろいろな花から採取される百花蜜といわれるもの。
取れた季節によって咲いている花の種類が変わるので、季節に応じて味も違ったものになります。

一番左が春のはちみつ。桜の花が多く割合を占めています。軽くて華やかな香りがします。
真ん中は初夏のはちみつ。アカシアの花が中心で、まろやかでありながら透明感のある印象でした。
一番右は夏のはちみつ。栗の花の割合が多く、色も濃いのが特徴的。コクがあってしっかりとした後味でした。

そしてアトリエうかいの鈴木シェフによる、高尾山のはちみつを使ったお菓子の試食も！

はちみつを使ったクッキーとフィナンシェ。
それぞれの季節のはちみつとカカオや紫芋などの素材を上手に合わせ、お互いを引き立てあった焼き菓子でした！

はちみつのプリン。
はちみつの風味豊かなプリン生地の上には甘酸っぱいはちみつレモンソースが！
底にはラズベリーのジュレも隠れていました。
器もオリジナルだそうで、アトリエうかいのこだわりを感じる一品でした。

セミナー後には鈴木シェフからはちみつを使ったお菓子に関するお話も聞くことができました。
やはり、パティシエを目指す学生たち。
シェフのお話に興味津々です！

最後に集合写真をパチリ✩
素晴らしいロケーションで、高尾山のこと、はちみつのこと、お菓子のこと...、色々学んだ一日でしたね。
どうもありがとうございました！！