【菓子まし娘のお菓子講座】アマンド・ショコラテ
菓子まし娘の アマンド・ショコラテ よもやま話
*作り方の方程式*
アーモンド+チョコレート+ココアパウダーor粉砂糖=アマンド・ショコラテ
亨子(以下K):今年のヴァレンタインもすごかったね~。年々高級感が増してるし、フランスのものが多くなって来ているし。もうお店の名前が覚えられない!!先生達はどう?
麻紀(以下M):知恵美せんせ~い!亨子先生の言う『どう?』って何がだと思います?名前が覚えられないかって事かなぁ??何だか亨子先生のキラーパス、今年は一段と磨きがかかってませんか!?
知恵美(以下C):どうだろう??困るよね......このよもやま何の話だっけ、、、とかなると。しっかりして先生!で、今日は何食べさせてもらえるんですか~♪ヴァレンタインの話をしていたのでチョコレート?かな。
K:ったくもう。どんだけ~の付き合いよ。察してよ!......なんだってOKなんだから。「彼氏にチョコ渡した話」でもいいし、「私は知ってますよーフランスのチョコレート屋さん」の自慢話でもいいし。
で、『今日は何食べさせてくれるんですかって?』 もうすでに食べてるじゃん!(笑)これよ、これ!!アマンド・ショコラテ。食べだしたら止まらないよね~。なんでこんなにおいしいのかしらこのアーモンドの香ばしさがいいのかもね。ナッツとチョコレート好きにはたまらない。
C:アマンド・ショコラともいいますよね。チョコレートでコーティングしたアーモンド......アーモンドチョコだけど。中のアーモンドに手をかけてあるんで、とびっきりおいしいんですよ!
M:先生の「彼氏にチョコ渡した話」が聞きたぁ~い!教えて教えて!
彼氏といえば...テンパリング(温度調節)したチョコレートって、わがままな彼氏を相手にしてる気分になりませんか?常に気を使って心地いい温度に保ってなきゃいけないし、ちょっと別のことに集中してかまってあげるのを忘れるとすねたようにボウルのふちから固まってくるし、そういうことを全てきちんとやってあげないと最終的にきれいに艶のある状態で固まってくれないし......で超大変!
K:ふぅーん彼氏に例えるんだ!? 確かに生徒の実習を見てると温度計を使って、テンパリング(温度調整)ができたかどうか確認のテストをしてから作業を行っているので、そこまでは問題ないけど。そのあとがねぇ。ボウルの中のチョコレートはなかなかいい状態でキープできてないよね。ボールの縁もチョコだらけだし。家でするときは量も少ないので、すぐに固まりやすいし。作業温度(31~32℃・チョコレートにより違う)を上手くキープする方法何か知ってる?ちょっと食べすぎじゃない!?
C:もぐ、もぐ......ん?あっ!チョコレートですね。この季節部屋の温度が低すぎると、いくら温めてもすぐ回りからすねて固まってしまうので、自分がいて心地よいぐらいにはしておいた方がいいですね。あとは使うときに、お鍋に30度ぐらいのお湯を入れてチョコレートのボールを載せて作業するのもいい状態を長持ちさせますよね!!にしても、おいしいですね!これっ。で、亨子先生はヴァレンタイン誰にあげたんですか~??
K:(無視)......。おいしいよね~。湯煎はチョコレートの入ったボウルで、お湯を入れた鍋に蓋をするような感じね!ボウルが安定して良さそうね。
それから今回のは中のアーモンドはしっかり火を通したもので、ガナッシュではないから賞味期限はそんなに気を使わなくてもいいけど、ガナッシュを使うようなものはできるだけ、早めに食べて欲しいよね。
M:ガナッシュはチョコレートと生クリームをあわせたクリームですね。菓子ましでは、ボンボン・ショコラはセンターに使っているし、トリュフはガナッシュをコーティングしたもので、生チョコレートはガナッシュそのもの!
K:もちろん、日持ちを考えてガナッシュを作るときには生クリームをしっかり加熱するけど、チョコレートできちんとコーティングしてないと(少しでも中のクリームが見えてると)腐敗の原因にもなるから注意しないとね。家庭で作ったものはできるだけ早めに食べてもらいたいな。できれば1週間くらいで。市販のものはもう少し大丈夫だけど。涼しいく湿気の少ないところで保存して欲しいね。
C・M:で、どうなんですか!!
K:え、何の話だっけ?(笑)
<このコラムのレシピ>
アマンド・ショコラテ