3月3日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

今回の、グレーテルが残したメッセージは
「もうすぐ父の日！　とうさんも食べたいって！」



今宵ひもとくのは、「イタリア 父の日のゼッポレ」

レシピ指導は中濱尚美先生です。



日本では6月の第3日曜日ですが、イタリアでは3月19日が「父の日」なんです。
南部のナポリでは、この季節になると多くのお店に「ゼッポレ」が並びます。
揚げたシュー生地にカスタードクリームをのせた、父の日に欠かせない定番スイーツ。
今回は、ゼッポレに挑戦します♪

シュー生地の材料は、卵、小麦粉、塩、バター、水。



今回のシュー生地はかために仕上げたいので、バターの量は通常より少なめに。
鍋に水、塩、バターを入れて弱火にかけて溶かし、溶けたところで強火に。
沸騰したら火を止めて小麦粉を全部入れます。ここで、しっかりとダマにならないように混ぜて。
ボウルに移してから卵は少しずつ加えて混ぜていきます。



完全に生地がまとまったら絞り袋に入れて円形に絞り出し、ペーパーと一緒に油に投入。
今回はフライパンで揚げ焼きにします。




色づいてきたらひっくり返して。ペーパーははがれたら取り除いてね。
きれいに焼けておいしそう♪



つぎに、カスタードクリームを。カスタードクリームもちょっとかために仕上げます。
材料は、牛乳、バニラ（さやごと）、卵黄、砂糖。
そして今回は小麦粉ではなくコーンスターチを使います。
コーンスターチの方が粘りがなく、絞った口金の形がキレイに出るから。

鍋に牛乳と、バニラをさやごと入れて火にかけ、ふつふつしてきたら火を止めて。
ボウルに卵黄と砂糖をすり混ぜ、そこにコーンスターチを入れる。
温めた牛乳を少しずつ加え、十分に混ざったら漉しながら再び鍋に戻して炊いていきます。
とろみが出たらバターを追加して、しっかり濃厚なカスタードクリームに仕上げます。



サクッとしたシュー生地に粉砂糖をふったら、濃厚なカスタードクリームを絞って。
トップには、アマレーナという、イタリアのチェリーのシロップ漬けをのせたら完成！



生地にもクリームにも口金のラインがキレイに出ていますね～
お父さんへの感謝を込めて食べてね！

イタリア 父の日の「ゼッポレ」レシピはこちら


月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに！
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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado
毎週月曜日放送 22:00～22:25（NHK Eテレ）
【再放送】翌月曜11:05～11:30（NHK総合）、翌水曜15:10～15:35（NHK Eテレ）
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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