"グレーテル"のスタジオから【アドベントのお楽しみ!シュトレン】
昨年中にやるべきことを今年まで持ち越してしまいました。
クリスマスの20日前、12月5日放映された<グレーテルのかまど>。
この日、グレーテルが残したメッセージはと言うと・・・・。
クリスマスまでのカウントダウンを楽しむお菓子とは?
ドイツのシュトレンです。
ドイツの人たちは12月になるとシュトレンを買い求め、毎日薄く切り分けたシュトレンを味わいながらクリスマスを待ちわびるのです。
お菓子でクリスマスのカウントダウンをするなんて素敵ですよね。
今回は本場のように1Kgのシュトレンを作っていきます。
まずは生地を作って発酵のために寝かしておきます。
日持ちをさせるために水を使わずにたっぷりのバターを用いて作るシュトレン
レシピ指導は、小野達也先生です。
バターを混ぜて、そこにスパイスを加えます。
シュトレンと言えばドライフルーツは切り離すことはできませんよね。
たっぷりとドライフルーツを加えることで生地の保水性が保たれ、しっとりしてくるのです。
今回はサルタナレーズン、レモンピール、オレンジピール、アーモンドを加えました。
生地の中に入れ込んだら、ゴロゴロ巻いてフットボール形に成形していきます。
表面にはたっぷりと澄ましバターを塗ります。
オーブン(190℃)で50分ほど焼きます。
焼きあがったらさらに澄ましバターを塗って、最後にグラニュー糖をかけて仕上げます。
真っ白になるくらい粉砂糖で表面を覆って、1週間ほど寝かすとバターとドライフルーツが
生地に馴染んできます。
クリスマスの足音が聞こえだすと薄く切ったシュトレンをいただきながらカウントダウンの始まりです。
12月に入ると街のお菓子には職人たちの手によってつくられたシュトレンが並ぶのでしょうね。そして、近づくクリスマスを心待ちにしながら少しずつ風味が変化していくシュトレンをいただく、とても素敵な時間のように思えます。
食べることは幸せですよね。
ここでドイツから日本に話を戻します。しかも、現代ではなく幕末。酒田伴四郎
なる気弱な勤番武士(単身赴任)が"料理"で人々の悩みを解消するというドラマ<ブシメシ>(NHKプレミアアム 毎週火曜23:15~)にヘンゼルが、いえ、瀬戸康史さんが主演されています。毎話完結のドラマでやはり「食」の大切さがわかるほのぼの時代劇。
ぜひ、ご覧ください。
公式HP:http://www.nhk.or.jp/pyd/bushimeshi/
月曜日の夜は、グレーテルのかまどをお楽しみに!
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『グレーテルのかまど』
毎週月曜日放送 22:00~22:25 【NHK Eテレ】
再放送毎週水曜日 10:25~10:50【NHK Eテレ】
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https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
番組公式HPはコチラ:http://www4.nhk.or.jp/kamado/