『落語食堂 らくしょく』開店!(20日目)
毎日新聞夕刊(関西版)11/5(火)号に掲載されている『落語食堂 らくしょく』!
今回のお題は、「時うどん」。
うどんのお代をごまかすお噺です。
二人合わせて十五文しか持っていないのに、一杯十六文のうどんを食べる。お勘定の時になって、
「一つ、二つ・・・」と細かい銭を数えながら、店主に時間を聞く。
うどんを食べる時間と店主に時間を聞くタイミングが大事ないたずらです。
それを間違うと代金が十六文より高くなります(笑)
っま、間違っちゃったオチがあるんですがね・・・。
日本料理の長谷川晃先生が紹介したお料理はこちら。
世間ではうどんと言えば讃岐うどんのイメージが強くなってきましたが、
長谷川先生が作ったのは、「大阪うどん」。
みなさま、「大阪うどん」を召し上がったことはありますか?
大阪生まれ大阪育ちの私は、この「大阪うどん」が普通のおうどんです。
ダシがきいてて、お揚げさんの甘いダシがじゅわ~っと口の中に広がって、
あぁ、思い出しただけで食べたくなる「きつねうどん」です。
長谷川先生は、「讃岐うどんの麺は男性的、それに対して大阪うどんは女性的ですね。
はんなりした感じです(笑)」ってにっこり笑って話してました。
対談では、長谷川先生なんだかいろいろネタを仕込んでるようで、
にやりとして、出したのは古いお金。
ご自宅にあったようです。この古銭にかなり興味深々な吉坊さん。
少年のような一面が見れました!
さて、今回のお料理はまさに、うどん定食。炭水化物&炭水化物のお腹満腹セットです!
定食の奥にあるのは、「鮭利休焼き」ですが、ここで、問題です!!
松葉に刺さっているのは、何でしょうか?
答えは、こちら
「浜納豆」です。
みなさん、見たことありますか?食べたことありますか?
私は、この日初めて見ました!
この浜納豆は、大豆を発酵させたものなんです。味は、濃い~醤油のような・・・。
ぜひ、お試しを!
そして、こちらは何て読むでしょう!?
「慈姑」
正解はこちら!
「くわい」です!!
おせち料理のお重の中でよく見かけますが、今回はスライスしてチップスに。
一つ食べると止まらなくなります。
低温でじっくり揚げるのがポイントです。
さて、真打ちの「きつねうどん」が登場!!
今回のうどん出汁には、宗田鰹とサバ節が使われたちょっとこだわりのお出汁です。
詳しいレシピは、こちら!
もちろん、じゅわーっとおいしさが口いっぱいに広がるお揚げさんの作り方も紹介しています。
今日は、「きつねうどん」を実食した後に、
吉坊さんが特別に、落語でのうどんの食べ方をご披露してくれました。
落語での食べ方が身についているためか、
本当にうどんを食べるときも同じようになってしまうとか・・・。
鼻をすするところもそれっぽい(笑)
※これは本当にうどんをすすっているところでした。
さて、船場(風)のぼんさんもお腹いっぱいにならはったところで、対談もおしまいです。
う?なんか違う。
さて、最後のクイズ、この吉坊さんの間違いを探せ~!
・・・・・・と、本日もそろそろお後がよろしいようで。
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