『落語食堂 らくしょく』開店!(3日目)
毎日新聞夕刊(関西版)6/19(火)号に掲載されている『落語食堂 らくしょく』!
さてさて、
本日のお品書きは、「青菜」です。
初夏のこの季節にピッタリのお噺ではないでしょうか?
このお噺で紹介される料理は3品。
日本料理の山下彰啓先生が再現しました。
再現料理のひとつに、“鯉の洗い”が登場!
吉坊さんたっての希望で、鯉をさばくところから今回はスタートしました!
教壇に向かって、授業を受ける学生さながらの吉坊さん。
辻調の学生に授業をするようにふるまう山下先生♪
あっという間に、鯉はさばかれ“洗い”になっていきます。
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対談が始まり、吉坊さんの前には、“煎り卯の花”と“小松菜の煮びたし”が並びました。
「青菜」では、登場する人物は、「青菜」が食べれません。
お噺では、「青菜」はすでに隠居の奥さんが食べてしまってないのです。
落語食堂では、山下先生が季節やその時の情景を想像して、
「小松菜の煮びたし」に・・・。
なにやら、吉坊さん、じーっと煮びたしを観察中。
「ふむふむ」 「ほうほう」
「へぇ~」 「なるほど~」
と、吉坊さんが興味深々なのは、「糸花鰹」!
細~く削られた鰹節。
口に含むとふわっと、鰹節のいい香りが広がります。
いよいよ“鯉の洗い”が吉坊さんの前に並びました!!
そして、あの鯉が吉坊さんの口に・・・。
というところで、
「ちょっと待ってください!」と山下先生。
よくよくお皿を見ると、わさびがない!く("0")>なんてこった!!
「青菜」で食べる“鯉の洗い” は、わさび醤油でいただきます。
あわてて、 わさびを擦りおろす助手の先生(汗)
ハプニングも起こったところで、オチもOKでしょう!!
今回もそろそろ、お後がよろしいようで・・・。