『落語食堂 らくしょく』開店!(65日目)
毎日新聞夕刊(関西版)11/7(火)号に掲載されている『落語食堂』。
さて、「らくしょく」スタート!
今回の落語は「一人酒盛」。
おいしいお酒が手に入ったからと友人を家に呼んだ男。
友人がやって来ると燗をつけてくれ、そしたら一緒に飲もうと男は言う。
ところが、男は自分が飲むばかりでまったくお酒を分けてあげない。
いよいよ怒った友人は・・・
今回の担当は、日本料理 眞田章仁先生。
前回も演出にこだわった眞田先生。さて、今回も気合を感じます!
吉坊さん「やっとお酒を飲ませるのかな、と思いきや飲ませない、ここがたまらない。」
眞田先生「奥が深い内容でした。」
今回の料理について、白板を使って眞田先生が説明。
吉坊さん「なんだか、授業を受けているようですね 笑。」
今日のお酒は「独楽蔵」。
「独りでお酒を楽しむ男」に合わせてこのお酒を選びました。
ちなみに、以前に服部先生も「独楽蔵」を選びました。理由は、落語で「独楽(コマ)」が出てきたから。
同じ銘柄でも、いろいろ楽しめますね。
一品目は「秋の味覚 酒粕ソースで 柿釜盛り」
吉坊さん「盛りだくさんの内容ですね。柿が柿じゃないような。」
眞田先生「おすすめはアボカドです。酒粕ソースとよく合います。」
続いて、2品目です。「〝管を巻く〟鍋焼きうどん」
「管を巻く」は管巻きの音や糸を繰り返し巻く動作が、酒に酔った人が同じことを繰り返し、
くどくど言う姿に似ていることからできた表現です。
ということで、うどんの中にあるいもとにんじんには内臓卵で作った黄色い糸が巻かれています。
吉坊さん「先生、よく巻きましたねぇ!」
眞田先生「助手の芹沢先生が一緒にがんばってくれました 笑。」
↑助手の芹沢先生
吉坊さん「うまいなぁ~。友達は食べられずかわいそう。あんなひどい話はないですね 笑。
段取りがないようである。怒り出すタイミングや会話のズレ具合はおもしろい。」
眞田先生「車の中で笑いながら聞きました。」
うどんの後ろには「岡持ち」が。
対談後は、吉坊さんも実際に岡持ちを持って興味深々の様子でした。
今回の落語食堂がここまで!次回もお楽しみに^^
☆くわしいレシピはこちらです。