和食WEBマガジンWA・TO・BI 日本料理のことば「金平(きんぴら)」
『あまから手帖』による料理人のための和食専用ウェブマガジン「WA・TO・BI」では、最新の調理技術、大切にされてきた古い仕事、生産者による食材紹介、日本の酒のこと、うつわの知識、雑学など、日本料理にまつわる旬の話題が日々更新されています。
●WA・TO・BI
https://www.watobi.jp/
辻調はそのなかで、「日本料理のことば」を担当し、月に1度「へぇ~」と思える語源由来を紹介しています。
2023年3月のテーマは「金平(きんぴら)」。
きんぴらごぼうでおなじみの言葉です。実は、ある架空人物の名前に由来します。
いったいどんな人物で、なぜ料理名になったのでしょうか? 今回はその理由を探ってみました。
染付の器とカラフルなきんぴらはよく合いますね(撮影:東谷幸一さん)
今回の調理担当は、日本料理の大引伸昭先生です。
盛りつけ中の写真ですが、なんだか楽しそう。
「今日のきんぴらは、チンジャオロースを意識したんだよね」と先生談。へぇ~(笑)
助手をつとめてくれたのは、TA(ティーチングアシスタント)の大川真侑さんです。
かたい食感を残しつつ、調味料の味をしっかり入れるためには、細く細く切って...
細い!
ゴボウ、ウド、ニンジンなど、それぞれ単独でもきんぴらとして成り立つ食材です。
「日本料理のことば」では、毎回コラムに合わせた料理を紹介していますが、今回は「強く、派手な感じで」とのリクエストに、大引先生は6色のきんぴらで応えてくれました。
一品料理屋さんで出てくると嬉しいですね。
ジャッジャッという炒める音、焦げる醤油の香り、食欲をそそられる撮影現場でした。
魅力的な人物「金平」のお話と、歯ごたえシャキシャキのレシピの記事となっています。ぜひご覧ください。
金平【きんぴら】─レシピ付き
https://www.watobi.jp/word/3051.html (閲覧には会員登録が必要です)