すごい!日本の食の底力 新しい料理人像をたずねて
料理界に新たな風が吹き始めている。そんな予感を抱いて日本各地のさまざまな食の現場に足を運び、それぞれのスタイルで課題と向き合い、道を切り開こうとする人たちと語り、ともに考えた旅の報告。
狭い職域を超えて情報や意見を交わす30~40代のシェフたち、彼らと密接な関係を築く生産者、地域の食の資産を掘り起こし、観光や技術者教育に生かす先覚者たち。彼らは何をめざし、何を変えようとしているのか。その姿の先に、これからの日本の食の姿が見えてくる。
本書は、2016年度から辻調理師専門学校に導入される3年制学科のカリキュラムづくりの一環として各地を取材する中から生まれたものです。