2011年2月11日公開の映画『洋菓子店コアンドル』（監督：深川栄洋、出演：江口洋介、蒼井優ほか）と連動したお菓子の本。映画の舞台である街角の洋菓子店「パティスリー・コアンドル」の菓子を紹介するという設定になっている。
第一章は「コアンドルのスイーツカタログ」として、コアンドルで売られている菓子15品を、魅力的な写真とエッセイで紹介。卒業生の上霜考二氏（アグネスホテル東京「ル・コワンヴェール」シェフパティシエ）が菓子を制作した。
第二章は「コアンドルのおすすめスイーツレシピ」として、定番スイーツ18品の作り方を、プロのコツや上手に作るポイントとともに紹介。菓子の制作は、エコール 辻 東京の大川満教授が担当し、写真付きで作り方手順を詳しく掲載している。取り上げた菓子は、映画中にも登場するベリー類をたっぷり使ったショートケーキやガレット・デ・ロワのほか、パリブレスト、チーズケーキ、ガトー・ショコラ、タルトやパウンドケーキのバリエーションなど。