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辻調理師専門学校 東京

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辻調理師専門学校 東京の植栽

製菓応用技術マネジメント学科
製菓衛生師本科
調理師本科
調理応用技術マネジメント学科

2024.05.15

名残惜しくも、満開だった桜の花も散り、緑の新緑が優しい季節になってきました。
学生たちも入学をして1か月、このひと月の間に包丁砥ぎからスタートし、
野菜の切りものの練習にはまだまだ苦労はしていますが、これからも少しずつレベルアップしていくことでしょう。


さて、桜の木の話もでましたので
今日は、多くの緑に囲まれた辻調理師専門学校 東京の植栽を紹介したいと思います。
校舎の正門の並びには9本の桜の木が存在感を醸し出しています。
桜の花が満開の姿も美しいですが、緑の葉の姿も新緑が目に良いですね。

辻調理師専門学校 東京は、料理、お菓子の学校です。
校舎の周りには食にまつわる植物がたくさん植えられています。
この花は、何の花か分かりますか。薄いヴァイオレットが綺麗ですね。


これは、香草のタイムです。
西洋料理の香りづけによく使われるハーブ。
調理理論の授業の中では、Bouquet Garni(ブーケ・ガルニ)を習ったところですが、このハーブです。
一般的にパックで販売されていると花はついていないので、中々目にする機会はないですが、
食材の生育の姿を見るのも勉強になりますね。


月桂樹の葉です。
ローリエ、ローレルとも呼ばれるハーブは煮込み料理には欠かせません。
このハーブもブーケ・ガルニの中に加わるハーブの一種です。


こちらはローズマリー。
1年前は小さな株だったものが、ここまで大きく成長しました。
テラスの席に座り、自然の風を感じているとローズマリーの香りが漂いリラックスした気分になれます。
ローズマリーも西洋料理ではよく使われるハーブです。
お肉との相性も良いですし、じゃがいもと一緒にローストするとたまりませんね。


食後のハーブティとして愛されるカモミール。
カモミールという名前はギリシャ語で「地面のリンゴ」と意味をもつハーブです。
甘くてまろやか、少しスパイシーな香りは消化を助け、安眠を促す効果があると言われています。


日本料理などで使われる山椒の木をみたことはありますか?
辻調 東京の校舎裏の植栽に植えられています。
葉っぱは木の芽と呼ばれ、爽やかな香りが特徴で日本料理のあしらいなどに使われますね。



昨年の夏にはどこから飛んできたのか、ゴーヤが実をつけ、不思議な感覚に陥ったのを覚えています。
他にも和菓子や茶道具で使用されるクロモジ、
お隣の小平市が日本で初めての農産物として栽培が開始されたブルーベリー、
葉っぱが食材を包む朴葉として使われるホオノキなども植えられていますので、
学生の皆さんには料理、お菓子として使っている植物のその姿を是非見て学んでください。
季節が進むと実がなる植物もありますので四季折々の姿を感じて下さい。
植栽からも学びを感じてもらいたいという思いで植えています。
このような環境の中で料理、お菓子を学んでみたいと思いませんか。

~プロフィール~
辻調理師専門学校 東京 
フランス料理、サービス担当 
三浦 和也

フランス料理、サービスの二刀流
1級レストランサービス技能士。食べること、飲むこと大好きです。
好きな食べ物は焼肉、焼き鳥、焼きそば、焼き・・・メイラード反応が好きです。