鱧づくしの1日で大満足【調理実習】辻日本料理マスターカレッジ
辻日本料理マスターカレッジです。
今回は調理実習の様子をお届けいたします。
なんと今日は1人1尾鱧(はも)をさばいて料理をつくります。
ちなみに鱧はこんなお魚です。
鱧という名前の由来は、鋭い歯を持っており何でも食べることから
「食べる」の古語「食む」からきているとされています。
とっても鋭い歯です 扱う際は注意が必要です。
ご覧の通り、長いお魚で、体表がぬめりに覆われています。
まずはおろすまで。
ぬめりは臭みの原因にもなり、しっかり取り除きます。
水洗いのあとは目打ちをし、おろしていきます。
骨の形が特徴的で、いつもとは違う包丁の動かし方をします。
鱧にはたくさんの骨があり、"骨切り"という作業が必須です。
この骨切りがうまく出来ていないと、食べる際に骨が口や喉にひっかかり、美味しく味わうことができません。
しかし、この骨切りという作業、とても技術がいるのです・・・
今日は初めてですので、一刀一刀丁寧に、ゆっくり確実に骨切りを行いました。
それぞれ用途によって切り分け、骨は香ばしく焼いてだしやタレに使いました。
食材を余すことなく使うことが大切です。
それぞれ同じタイミングで試食ができるよう
班員で協力し、料理を仕上げていきます。
できあがりがこちら。
鱧をたっぷり味わえる料理が完成しましたね。
中にはやはり骨切りが甘く、口当たりが気になるとの声もちらほら・・・
実際にどのくらい包丁をいれるとどうなるのか?やってみて初めてわかることも。
次は今日よりうまくできるといいですね!
--------------------------------------------------------------------------------------
『エコール 辻 東京』は2023年で募集を終了いたしました。
2024年4月入学希望の方で、辻調グループ東京校で学びたい方に向けては、
2024年4月、東京学芸大学構内に『辻調理師専門学校 東京』を開校予定(認可申請中)です。
--------------------------------------------------------------------------------------