創業400年の老舗「瓢亭」の髙橋先生来校! 【辻日本料理マスターカレッジ】
5月28日の日本料理講習についてレポートします。
外来講師に創業400年以上の老舗、京都南禅寺前「瓢亭」髙橋英一先生が来て下さいました!
「料理屋の味はだし汁で決まります。」ときっぱりおっしゃり、
一番だしを惜しみなくその場で引いて見せて下さいました。
瓢亭では通常の鰹節ではなく、まぐろ節を使っています。
まぐろ節は今では多くの店が使ってますが、
髙橋先生が乾物屋さんと研究開発し、作り出したものなのです!
引き立てのだし汁も味見をさせていただきました。
とても上品な吸地に一同感動しました!
続いての造り。
瓢亭の鯛は料理人の誰もが認める日本一の品。
今回は全員分の試食を用意していただきました。
お椀はすずきの身に切込みを入れ、間にうにをはさんだ贅沢な一品。
焼き物は小鯛を塩麹に漬けて焼いたもの。
教室中に香ばしい良い香りが漂いました!
煮物は湯葉でうなぎの蒲焼、ゆり根、きくらげを包んだものにえんどう豆の餡をかけたもの。
ご飯と焼き小茄子の赤だし
デザートはフルーツのビワのコンポート、キウィのはちみつ漬け、イチゴでした。
洋酒のゼリーがかかってとてもきれいです。
料理作り方はもちろんのこと、仕事への姿勢、材料の選び方など
たくさんの質問に本当に丁寧にお答えいただきました。
「料理は楽しんで作らなければ絶対においしくなりません。皆さん、料理を楽しんで作ってくださいね。」
いただいたお言葉一つ一つが学生の宝物になったはずです!
髙橋先生、本当に有難うございました。