萩とみぞれ 【辻日本料理マスターカレッジ】
10月30日に行われた日本料理マスターカレッジの実習をレポートをします。
秋の七草の一つ、萩を模した「萩しんじょう」そして、かれいの「みぞれ煮」です。
雨まじりの雪を表す「霙みぞれ」は真っ白でみずみずしい大根おろしの異称。
身体が温まるので、寒い時期にはぴったりの献立ですね。
実習開始!朝一番で築地市場からかれいが届きました!
いそいでうろこをとります。包丁ではなく、うろこ引きを使う傷つけず、すばやくとることができます。
かれいは片身を背と腹に分けておろす、「五枚おろし」にします。
裏身は真っ白!かれいの表側は住んでいる場所に擬態しますので、個体差があるんですよ。
食べやすい大きさに切ったら、粉をまぶしていきます。
175℃の油でからっと揚げます。
揚がった身は大根おろしの入っただしでさっと炊きます。
萩真薯ができました。二つに切ったぎんなんが、萩の花のようですね。
手早く丸く抜いて・・・
熱いうちに一気に仕上げます!
ご飯もぎんなんごはん。もち米が入っているので、食感がもちもちしています。
香りの振り柚子が何ともいえない良い香りです。
完成!いただきます!
今日は甘味としてグレープフルーツゼリーがつきます。
次の次の実習の「味覚弁当」に入れる「焼き目栗甘露煮」も作りました。
シロップ煮にして回収。
食べるのが楽しみです!