おせち料理~壱の重編~【食材と食文化】辻日本料理マスターカレッジ
辻日本料理マスターカレッジからお届けします。
12月になり、とても寒くなってきましたね。
みなさまどうぞご自愛くださいませ。
さて、お正月も近づいてきましたが
日本料理といえば、やっぱりおせち料理。
今日はおせちについて学びます。
教壇は、満園先生です。
どんなおせちになるのか楽しみです!(^^)
半分以上は今まで学んだ料理や技法をつかった料理が登場します。
そのため、予習復習がいつにも増してとても重要。
中に詰められる料理を一部だけになりますが、ご紹介していきたいと思います。
こちらは手綱巻きをつくっているところです。
車海老、さより、三つ葉を順番に並べて、黄身寿司を芯にして巻きます。
出来上がりはこのようになります。
続いて焼き物。
甘鯛翁焼きを焼き上げます。
こちらの焼き上がりに翁をふって完成です。
車海老黄金焼きは、車海老をゆででひらいたものに
真薯生地を塗って蒸し、衣を塗って焼きます。
焼き上がりにからすみパウダーをふりかけます。
鴨は真空調理を行い、仕上げにたれと絡めます。
断面はこのような仕上がりです。きれいな色が残っていますね。
百合根でつくったきんとんも、茶巾絞りにしています。
まだまだ沢山紹介したい料理があるのですが、今回はいったんここまでで。
もっと知りたい方は、ぜひ、オープンキャンパスなどに参加しにきてくださいね(´ω`)
さて、お待ちかねの盛り付け写真はこちら。
「今年はおせち作りにチャレンジしよう」なんて言葉がたくさん聞こえてきました。