辻製菓マネジメントカレッジ1年【製菓実習】
今回は辻製菓マネジメントカレッジ1年生の実習の様子をご紹介します。
今日の実習はチョコレート!!
チョコレートの「テンパリング(調温)」の作業をして、ボンボン・ショコラを作っていきます。
チョコレートは溶かして固めるだけだときれいに固まらないので、製品にする前に調温する必要があります。
きちんと温度調節していないとチョコレートに含まれる油分や糖分が分離して、
固まった時に白っぽく表面に浮き出てきてしまいます。
質のいいチョコレート菓子を作るためには、とっても大事な作業なんです!
そして調温ができたチョコレートを型に流したり、ガナッシュにコーティングして製品を作ります。
こちらは型にチョコレートを流してガナッシュを詰め、チョコレートで蓋をしているところ。
固めて型から外すとツヤツヤのボンボン・ショコラのできあがり!
中にはラズベリーの柔らかいガナッシュが入っています。
こちらは球状のチョコレートケースに詰めたガナッシュをコーティング。
チョコレートはそのままにしておくとどんどん濃度が出て固まってくるので、
作業しやすい状態を保つために温度管理をするのも大切です。
「チョコレートと仲良くなれない!」なんて言っている学生もいましたが、
何度か扱っているとだんだんコツがわかってきますから、頑張りましょうね!
できあがった製品はきれいに箱詰めして持ち帰りです。
教室中がチョコレートの香りに包まれた実習でした!