【落語食堂】加薬ご飯(時うどん) 2013/11/05掲載
「落語食堂 - らくしょく - 」は上方古典落語の噺に登場する料理を辻調グループ日本料理の先生が再現し、
落語家の桂吉坊さんと"お喋り"を展開する毎日新聞夕刊(近畿版)の連載です。
今回のお噺は、「時うどん」。
有名なお噺ですね。
関東と関西では、タイトルもお噺の内容も少し違うようですが・・・。
「時うどん」では、客が店主に時間を聞いて、うどんの代金をごまかして・・・。
お噺では、かけうどんが出てきますが、落語食堂では大阪ならではの「きつねうどん」が登場です。
最近では、香川の讃岐うどんが注目を浴びてますが、大阪うどんもええですよ~。
っと、今回の担当は、日本料理の長谷川晃先生です。
加薬ご飯
●材料● 4人分
ほたて貝の貝柱(小・生)・・・・8個
ほたて貝の貝柱水煮・・・・・・1缶
大黒しめじ・・・・・・・・・・2個
牛蒡・・・・・・・・・・・・・1/2本
人参・・・・・・・・・・・・・1/4本
三つ葉・・・・・・・・・・・・1/2束
米・・・・・・・・・・・・・・3合
ご飯のだし
_昆布だし・・・・・・・・・・550ml
_ほたて貝の貝柱水煮の煮汁・・50ml
_味醂・・・・・・・・・・・・20ml
_塩・・・・・・・・・・・・・小さじ1/4
_薄口醤油・・・・・・・・・・40ml
酒(炊き上がり用)・・・・・・・15ml
(分量外)塩、薄口醤油
●作り方●
1. 米を洗う。
2. ほたて貝の貝柱は、厚みを半分に切り、半月切りにする。薄口醤油を少量加えて混ぜる。
3. ほたて貝の貝柱水煮は粗くほぐす。
4. 大黒しめじは一口大に切る。
5. 牛蒡は、笹がきにする。
6. 人参は3cm長さ、1cm幅、2mm厚さの短冊切りにする。
7. 三つ葉は葉を取り除き、軸だけさっと湯に通す。1.5cm長さに切る。
8. ボウルにご飯のだしを合わせる。
9. 炊飯器に洗い米、ご飯のだし、ほたて貝の水煮、大黒しめじ、牛蒡、人参を入れて炊く。炊き上がる5分前にほたて貝を並べ、
炊き上がり用の酒を振り入れ、蒸らす。三つ葉を添える。