【落語食堂】桜海老と茶葉のかき揚げ(貧乏花見) 2013/4/2掲載
「落語食堂 - らくしょく - 」は上方古典落語の噺に登場する料理を辻調グループ日本料理の先生が再現し、
落語家の桂吉坊さんと"お喋り"を展開する毎日新聞夕刊(近畿版)の連載です。
第13回目のお噺は、『貧乏花見』。
お花見シーズ到来!!大阪市内でも桜が満開です。
そんな今の時期にぴったりのお噺です。
みなさんの花見弁当は、どんなお弁当ですか?
今回のお噺では、、タイトルからも想像がつきそうですが、
貧乏長屋の住人が花見に出かけるお噺ですので、寂しいおかずが登場するわけですが、
そんな貧乏たらしい料理を食べてみたい料理に再現したのが、
日本料理の湯川徳之先生です。
桜海老と茶葉のかき揚げ
●材料● 4人分
桜海老・・・・・・・・150g
煎茶の葉・・・・・・・9g
てんぷら衣
_冷水・・・・・・・・200ml
_卵黄・・・・・・・・1個
_コーンスターチ・・・5g
_小麦粉・・・・・・・65g
抹茶塩
_うまみ塩・・・・・・6g
_抹茶・・・・・・・・2g
(分量外)
揚げ油、小麦粉
●作り方●
1. 煎茶の葉に少量の水を加えて戻す。水気をきった桜海老と戻した煎茶の葉をボウルに合わせ、小麦粉少量を加えて混ぜ、全体にまんべんなく行き渡たらせる。
2. 抹茶塩を作る。うまみ塩に抹茶を混ぜる。
3. てんぷら衣を作る。ボウルに卵黄を入れて冷水で溶き、コーンスターチと小麦粉を合わせてふるったものを加え、太い箸でざっくりと混ぜる。
4. 1にてんぷら衣を入れて混ぜる。175~180℃に熱した揚げ油で揚げる。
5. 器に盛り付け、別皿に抹茶塩を入れて添える。