【落語食堂】鯛の刺身/笹身胡麻酢豆腐和え/豆腐の味噌漬け(ちりとてちん)
毎日新聞夕刊(関西版)5 /10(火)号に掲載されている『落語食堂』
今回のお噺は「ちりとてちん」
旦那の誕生日に、近所に住む男がたずねてくる。
鯛の刺身、茶碗蒸し、白ご飯など、出された食事にうれしがり、
「初めて食べる」などとべんちゃらを言い、旦那を喜ばせる。
そのうち、裏に住む「竹さん」の話になる。竹さんはなんでも知ったかぶりをするため、
一泡吹かせようという相談が持ち上がった。
そこで水屋で腐った豆腐が見つかり、
これを「長崎名物ちりとてちん」として竹さんに食べさせようと、相談がまとまる。
そうとは知らずに訪れた竹さんは、「ちりとてちん」を知っていると食べてしまった。
一口で悶え苦しむ竹さんに、旦那が「どんな味?」と聞くと、
竹さんは「ちょうど豆腐の腐った味や」と言った。・・・そんなお噺。
今回、お噺の世界観を料理で表現してくれた、
中村泰弘先生のレシピをご紹介します。
◎「鯛の刺身」 → レシピはこちら
◎「笹身胡麻酢豆腐和え」 → レシピはこちら
◎「豆腐の味噌漬け」 → レシピはこちら