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【おやつ!おかし!和菓子!】ぼーろ

08<製菓>おやつ!おかし!和菓子!

2015.05.20

<【おやつ!おかし!和菓子!】ってどんなコラム?>


●ぼーろ●

上元:さあ、今年も「おやつ、お菓子、和菓子」はじまりましたね!

齊藤:わかりやすく、丁寧に」をモットーに、いろんなお菓子を紹介しよう!

上元:はりきってますねぇ!早速ですが、何を作りましょう?

齊藤:そうだねぇ......。今年1回目なので、和菓子作りが初めての人でも、作りやすいものがいいよね。クッキーのような簡単な焼き菓子はないかな?

上元:和菓子でクッキーかぁ......。ぼーろなんてどうでしょう?

齊藤:いいね!ん?でも、ぼーろって和菓子なの?

立嶋:南蛮菓子のひとつで、カステラやこんぺいとうなんかと同じ時期に、日本に伝えられたといわれている。小麦粉、卵、砂糖を混ぜて焼く、れっきとした和菓子だね。

上元:そば粉を使ったそばぼーろや、赤ちゃんが好む小さな玉子ぼーろなんかもありますよね。

齊藤:ということは、小麦粉にほかの材料を混ぜると、色々な味つけができるってことか!

立嶋:きな粉や抹茶、ココアパウダーなんかが使えそうだね。

上元:強力粉を使う理由は何でしょう?

立嶋:薄力粉よりも食感がさくさくに、カリッとした食感に仕上がるからだよ。

上元:なるほどー。ところで、形はどうします?

齊藤:今回は手で丸めてみよう!

立嶋:型があれば、いろんな形に抜いてもいいけどね。

齊藤:さ、できた。上元君、オーブン上がってる?

上元:朝から準備していたので大丈夫ですよ。お菓子作りは、計量や準備から始まっていますからね!

シャキーン 解説しよう!



「オーブンが上がっている」というのは「オーブンの温度が適温まで上がっている」という意味の専門用語
である。家庭用のオーブンは、温度が上がるまで時間がかかるので、事前にスイッチを入れ、適温まで温度を上げておくと、準備したお菓子がすぐに焼けるのである。

立嶋:あいつ、何をぶつぶつ言ってるんだろう?

齊藤:専門用語を解説しているんですよ。戦隊もののノリで。男子は戦隊もの好きですよねぇ。私にはよく分からないけど......。上元君、さすが、仕事が早いね。

上元:ありがとうございます!先輩方の指導のたまものですよ! では焼きましょう。

-----オーブンで焼成-----

上元:よし、いい色に焼きあがった。早速、お茶をお供に......いただきまーす!

立嶋・齋藤:やれやれ、食べるのも早いな!

担当者情報

このコラムの担当者

ラガーマン(だった) 立嶋穣
和菓子班のスーパーモデル 齊藤聡子
お茶もたしなむ、和菓子の王子様 上元純一
辻調の御言持(みことも)ち 重松麻希

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