【半歩プロの西洋料理】旬の食材を使って
あー暑い。
ジメジメした外の天気。じわりじわりと暑くなってきました。
学生はあと1ヶ月で夏休みですか・・・
毎年夏には海に行かれる方も多いのではないでしょうか??
僕は先日、関西空港近くの漁港に行ってきました。
関空の近くは、漁港や市場が意外と充実しているんです。
海の温度が上昇したせいか、市場に並ぶ魚も変化してきましたね。
先日見に行った市場では、スズキやイサキなど6月から旬を迎える魚がずらっと並んでいました。
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鱸〔スズキ〕
1年に2回旬を迎える魚で、その1回目の旬の時期が6月頃。
日本の夏を代表する魚とされています。
成長過程によって呼び名が変わる出世魚でもあります。
なお、生後3年以上、体長60cm以上の個体のことをスズキと呼んでいます。
夏場にとれるスズキは氷水にさらして、洗いで食べるととても美味しくいただけます。
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伊佐木〔イサキ〕
イサキもまた6月に旬を迎える魚で、夏を代表する海産魚です。
6月~9月頃までを通して収穫されますが、産卵を控えた6月が一番美味しいです。
6月頃のイサキは脂がのっていて、なおかつ淡白でとても美味しく、
新鮮なものの味はタイにも勝ると市場の方もおっしゃっていましたね。
産卵期の卵を持っていても味が落ちないという珍しい魚です。
しかし、産卵を終えた秋から春のイサキは、旬の時期と比べるとどうも味が落ちるようです。
そのため、やはり産卵を終える夏までがイサキの旬の時期だと思います。
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この6月の旬な魚であるイサキと、今から美味しくなる夏野菜を使って今回は1品作って見ました♪
<コラム担当者>
薬師神 陸
<このコラムのレシピ>
イサキのポワレ、夏野菜添え タプナードソース