【好吃(ハオチー)!中国料理】3つの調味料だけで作れちゃう煮込み料理って・・・?!
<【好吃(ハオチー)!中国料理】ってどんなコラム?>
「好吃(ハオチー)!中国料理」を今回初めて担当させていただきます、東上 法子と申します。宜しくお願い致します。
暖かいのか寒いのか・・・体温調節が難しい季節が続きましたが、皆様いかがお過ごしですか?
私は最近、羽毛布団だと思って使用していた布団が羽毛布団じゃないという事に気が付きました。どうりで寒いわけです。布団+毛布2枚を使用していたのにもかかわらず、足の冷たさで目が覚めたりしていたのです。そして羽毛布団の暖かさと偉大さに気が付いたこの頃です。
気付いた方もいらっしゃるかと思いますが、私はいい加減なのです。
中国料理を選んだ理由もズバリ!ダイナミックだからです。お玉で調味料を量ったり、火力調節を足で行うなどなど、とにかくダイナミックなところに惹かれ、中国料理を選びました。
しかし中国料理の世界へ足を踏み入れてみると、想像していた中国料理とははるかにかけ離れていました。
それはなぜかというと、中国料理はダイナミックだけでは無かったからなのです。
4000年の歴史がある中国。国土も広く、さまざまな地方の料理があります。
乾物(ふかひれや干しアワビ、干しナマコなど)を使用する料理は戻す工程が大切で、温度、時間、状態など、とにかく細かいのです。
そして点心。小龍包、餃子、焼売・・・言い出したらきりがないほどの種類の多さに驚きました。
次から次へと新たな課題、知らないことが出てくる中国料理・・・。奥が深いです。
さて今回のテーマは肉料理です。牛、豚、羊、鴨・・・いろいろありますが私は鶏肉が大好きなので今回は鶏肉料理にしたいと思います。
なぜ鶏肉が好きかといいますと、私の出身地大分県ではかしわごはん、鶏天、鶏のから揚げなどなど鶏肉料理が多く、幼いころから鶏肉を食べて育ってきたからです。
友人と外食する時も、悩んだら焼き鳥屋さん!・・・というほどです。
今回は鶏手羽先を使います。手羽先と聞いて、「えっ、手羽先食べにくいのに?」と思われた方もいるかと思います。
が!!!簡単な下処理をする事で非常に食べやすくなるのです。
骨付きなので良いお出汁も出ます。
ということで鶏手羽先を使用した『三杯鶏(サンペイヂィ)』という鶏手羽先の煮込み料理をご紹介したいと思います。
三杯鶏は3つの調味料でできることからこの名がついたと言われています。
3つの調味料とは、酒、醤油、油です。
皆様一度は目にした事があるのではないでしょうか。
鍋の横にずらーっと並んだ調味料を・・・。
調味料を多く使用することで有名な中国料理が3つしか調味料を使わないなんて・・・
これは皆様にお伝えするしかない!
ということで、ぜひ!!ご自宅で本格的な中国料理を作ってみてはいかがでしょうか?
今回の三杯鶏にはバジルを使用しています。
下の写真は私の家で育てているバジルです。
立派に育ったバジルをちぎるのは心苦しかったですが、
美味しい料理となって私の体の一部として共に生き続ける・・・
ということで良しとしましょう!!
また、今回はドライアプリコットを使用しましたが、
ナツメを使用しても美味しくできます!
ナツメの紹介はこちらのコラムへ!
【好吃(ハオチー)!中国料理!】美肌効果!ナツメ料理
まずは簡単にできるところから始めましょう!!