【菓子まし娘のお菓子講座】ポンヌフ
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菓子まし娘のポンヌフよもやま話
*作り方の方程式*
パイ生地+シュー生地+カスタードクリーム+赤スグリのジャム=ポンヌフ
美貴(以下Mi):今回は、フランスで有名なあのお菓子。パイ生地が十文字に掛かった、赤と白の......アレです!!
知恵美(以下C):知ってる、知ってる!パリのシテ島近くのセーヌ川にかかっている橋『ポンヌフPont-Neuf』でしょ?
麻紀(以下M):ポンは「橋」でヌフは「新しい」だよね~?あの橋ってそんなに新しかったっけ?
夕子(以下Y):いえいえ、かなり歴史を感じるくらい「新し」さは無かったですよ!パリに行ったときにこのお菓子を思い浮かべて渡りました。嬉しかったなぁ!
Mi:私はまだこの橋を渡ったことはないんですが...パリに現存する一番古い「新橋」なんですよね♪1606年に完成したとか。
ところでこのお菓子、表面にパイ生地が十文字にかけられてシテ島を横切る橋に見立てているという事なんですが、赤い色には何か意味があるのでしょうか??
実際の「ポンヌフ」にも赤と白のパネルがつけられていますよね...麻紀せんぱ~い!!
↓↓こちらデス。
M:さぁ~何だろうね?今ではポンヌフといえばこの仕上げ!って決まってる感があるけど、そんなに深い意味はないんじゃな~い?最初に作った人も『この仕上げ可愛いい!!』ってな感じだったんじゃないかなぁ?
C:確かに赤スグリ(グロゼイユ、レッドカラント)のジャムで色も味もアクセントをつけるっていうのはあるよね!
それから新橋は今まで橋の上に家を建てていたんだけど、この「ポンヌフ」は家を建てなかったという意味で「新橋」と呼んでいたんだって!他にまだ、隠された秘密がないか調べて見ますね!
Mi:やっぱり、歴史のあるお菓子なので何かありそうですよね...私も調べてみます。
(1週間後...)
Mi:ちえみ先生、何か分かりましたか??
C:えっ?ぷくちゃん・・・自分で調べました??このポンヌフのジャムは特に赤って決まりはないようです!初めはお菓子の上(表面)の橋もなくジャムも塗っていなかったらしいです。
ポンヌフ周辺には昔、芸術家や歌手、いろんな人たちが集まっていたらしいんだけど...「ポンヌフ」には気をつけろ!っていった人がいるぐらいですから!!
でも、他にももしかして...っていう話はあるんだけど、裏づけができないんだよね~。以上!
Y:歴史を感じる橋に歴史のあるお菓子ですね! 私はこのお菓子の素朴な味が大好きです 軽い食感なのにジンワリと後を惹くというか... 私はフランスでもジャムの赤と粉砂糖の白で飾ったものを食べたんですが、いいアクセントになっておいしいですよね!ついつい、たくさん食べちゃうんですよねぇ(*^_^*)
M:早く食べたいよーーーー!!
Mi:みなさん、いろいろ調べて頂いてありがとうございます(●^o^●)
さぁさぁ、おいしいポンヌフたくさん食べてくださいね~♪♪♪
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