【菓子まし娘のお菓子講座】モーレンコップフ
【菓子まし娘のお菓子講座】ってどんなコラム?
菓子まし娘のモーレンコップフ よもやま話
*作り方の方程式*
オテロマッセ(別立てスポンジ生地)+バニレクレーム(カスタードクリーム)+チョコレート=モーレンコップフ
夕子(以下Y):バレンタインですが、何か考えましたか?チョコレートは以前から紹介しているレシピでいろいろ作れるので、ちょっと変わったしかも、あまり知られていないけどおいしい、見た目もカワイイお菓子を作りたいと思います。名前はモーレンコップフです、みきちゃん、聞いたことある?
美貴(以下Mi):ないです、ないです~初めてです。何だかワクワクしますね。モーレン??ちょっと調べてみますね......ん!?何だか真っ黒頭に白のはちまきを巻いた気合の入ったイケメンが現れましたよ!この紳士、どなたですか~。イケメンに敏感な、みち子先生ならきっと詳しいはず!
典子(以下Michi):詳しくはないのだけども確か......、「モーレンコップフ」って「ムーア人の(モーレン)頭(コップフ)」という意味ですよね。なので、美貴ちゃんの調べた「モーレン」でヒットしたのは、アフリカ北西部に住むイスラム教徒であるムーア人の写真でしょうね(笑)前にウィーンの研修から帰ってきた先生が作っていたのは、丸っこくって可愛い顔が書いていましたよ。
麻紀(以下M):モーレンコップフ懐かしぃ~!! 私が助手をしていた若かりし頃には授業でも教えていたのだけど、最近見なくなったね。生地とクリームは基本的なものだったけど確か専用の型を使うんじゃなかったけ?そんな型、家庭には無いよ?どうする夕子??
生地を焼くときに使用する型。
半球に出っ張っている所に生地を絞って焼成します。
Y:そうなのです。型がないので、できないと諦めそうになったのですが、考えました^^!
あの型は、生地の真ん中にクリームを詰めるための穴を作る型なので、フルーツの芯を取り除く時に使ったり、丸くくり抜くときに使う器具を使用して生地の真ん中をくり抜いて、そこへクリームを詰めるようにしたのです。
仕上げは、コーティングチョコレートを使ったものの他に、今回は、市販のマジパンを使って贈る相手に似せた顔を作ってみたり、野菜に見立てて作ろうと思っています。モーレンコップフのアレンジですね!!
実は私も授業では、見たことないのです。いつ頃まで授業でしていたのだろう?5年前?10年?ん~・・
M:そ、そんな事はいいじゃない!!さっ!作った、作った!!
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