【菓子まし娘のお菓子講座】バルケット・オ・マロン
菓子まし娘のバルケット・オ・マロン よもやま話
*作り方の方程式*
パート・シュクレ+クレーム・フランジパンヌ+マロンクリーム=バルケット・オ・マロン(小舟形の栗のタルト)
夕子(以下Y):まだまだ暑いですねぇー!!でも、そろそろ食欲出てきていませんか?ついつい食べちゃいますよね!これからおいしい秋が始まりますよ!そこで今日は、夏の海の雰囲気も残しつつ、それでいて秋の栗を使ったお菓子、バルケット・オ・マロンを作ります! Barque(バルク)・Barquette(バルケット)=小舟、オールでこぐような舟なので、マロンの小舟ですね!しっかり栗を味わいましょうヽ(◎´∀`)ノ☆
望(以下N):わあ~、クラシックですね。私は日本ではもちろん見たことはないですし、フランスでも、伝統のあるパティスリー(昔ながらの)でしか見たことがないのですが・・・美食家の典子先生はフランスで食べましたか??
典子(以下Michi):おっしゃれ~♪この栗のクリームがたっぷりのフォルムも味も大好き!!フランスで見ましたよ~!!研修先が栗の産地が近かったからなのか、町の小さなお菓子屋さんでよく見つけました***ただし!!日本では見たことのないでかさ!(*▽*)今から夕子ちゃんが作ろうとしている2倍はあったね。買うのに勇気がいるのです。
麻紀(以下M):ねぇねぇ夕子、このバルケット型にフォンサージュする(敷き込む)時の生地って丸く抜くの?それともひし形?ん~そんな抜き型ないよね?どうしよう!
Y:そうですよね!今まで、ひとつずつフォンサージュしていましたが、今回は生地を大きな長方形にのばして、一気に複数個のフォンサージュをしちゃいます!コツは始めに型は少し間隔をあけて並べることです。今回の型だけじゃなく、プティフール用の小さい型(一口サイズ程度の型)などにもこのフォンサージュ方法を知っておくと楽に出来ますよ。さぁ!フォンサージュが出来たので、クレーム・フランジパンヌを詰めてマロン・グラッセを中に入れまーす!
美貴(以下Mi):夕子先生、土台焼けましたか~??私、この後のマロンクリームをナッペベラでシュッっとならす作業大好きなんです!私にも手伝わせて下さいよー!あっ!マロンクリームたくさん食べたかったから盛り過ぎてしまいました......笑。さぁ、どんな仕上げにしますか!?
M:下のタルトよりモロンクリームのほうが多いじゃなーい!おいしそうだけど......倒さないでね!船なんだから(`・ω・´)ノ!
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