【菓子まし娘のお菓子講座】タルトレット・ショコラ・ジャンジャンブル
菓子まし娘のタルトレット・ショコラ・ジャンジャンブル よもやま話
*作り方の方程式*
タルト生地+チョコレートフィリング+チョコレートの上がけゼリー=タルトレット・ショコラ・ジャンジャンブル
夕子(以下Y):寒いね~、寒いと外へ出る気分になれないわぁ~(^_^)
この前の週末に家で、2日かけてタルトレット・ショコラ・ジャンジャンブルを作ってみたら見事大成功で、おいしく出来たんよ(^o^)
あったかい家で紅茶と一緒に食べたら最高~♪
はい!村瀬さん問題です(^-^)/
ジャンジヤンブルとはなんでしょう?あまり製菓では使わないから難しいかな?
村瀬:「生姜(しょうが)」ですよね!?初めてフランス語バージョンで聞いたとき、リズム感のあるのが印象的でした。
生姜は辛味成分が強くて、体がポカポカしますよね。風邪のひきはじめや寒いときには生姜葛湯(くずゆ)を飲んだりします。冬だと生姜飴がコンビニにあるのを見かけたりもしますね。がりや紅しょうが、薬味として......よく考えたら結構食べている気がします。あ!紅しょうがの天ぷらをスーパーで見た時にはびっくりしましたね!!わたしの地元にはなかったので。
生姜だけじゃなくて、お菓子のアクセントにスパイスを使うのは近年流行ってますね。
弥生:わぁ!!タルトレット・ショコラ・ジャンジヤンブル......「チョコレートと生姜のタルトレット」ですか!!おいしいですよね(^o^)
甘いショコラの中にピリッと生姜が効いていて、何個でも食べられますね。
フランスのショコラトリー(チョコレート専門店)でもチョコレートと生姜の組み合わせが人気のようで生姜のコンフィ(砂糖漬け)をチョコレートでコーティングしたものなども売られていましたよ。チョコレートムースの中にすりおろした生姜がほんの少し入っているのも食べたことありますが......絶品でした~(^v^)
麻紀(以下M):えっ!まさかおいしかった自慢だけでここにはないの?タルトレット・ショコラ・ジャンジヤンブル... あぁ~食べたかったなぁ~。
タルト生地はもしかしてチョコレートの味に負けないようにアーモンド香るパート・シュクレ・オ・ザマンド使ってたりして!でアーモンド入ってるから普通のパート・シュクレよりサクサクだったりして!チョコレートの部分はガナッシュ?いや、夕子のことだからアパレイユかな!?サックサクの生地に濃厚で後味さっぱりなチョコレートプリン・・・あぁ~想像すればする程食べたくなってきたぁ~
Y:麻紀先生!さすがです!!食べてないのに、私の事をそこまでわかってくれているなんて!正解ですよ^^、今回パート・シュクレ・オ・ザマンドを使いました!それに、もちろんアパレイユを使って、トロッとさせました♪ 私の好みの食感なんですよ。
あ、菓子まし娘の愛読者のみなさんなら、もう「アパレイユ」はおなじみとおもうんですが念のため。「数種の材料を混ぜたもの」っていう意味なんですが、プリンの材料を混ぜたもの(カスタード)や、クレープ生地みたいなゆるい生地のことをアパレイユと呼びます。覚えておいてくださいね。
実は今回、2日かけて作って頑張ったこと言いたかったのと、おいしかった自慢で終わりなんです。本当に持ってきていません。
おいしかったので、家族みんなが2個ずつ食べ、次の日もまた食べてしまいました。なんか、みんなテンション下がってませんか? ......期待させてしまいましたか?? あれ!目が怖いんですが......
典子:えぇ!ほんまに?それは持ってこんとあかんやろー!!
M:さぁ!仕事に戻ろっと!解散!解散!!
担当者情報
- このコラムの担当者
かしまし娘
- このコラムのレシピ
- バックナンバー