【菓子まし娘のお菓子講座】フレジエ
菓子まし娘のフレジエよもやま話
*作り方の方程式*
イチゴ +マジパン +クレーム・ムスリンヌ= フレジエ
裕代:みなさん!
知り合いの農家からフレッシュのイチゴをたくさんいただいたので春らしくフレジエを作ってみました~^^*
なる美:うわ~!フレジエ(●^o^●)!!私、フレジエ大好きなんです!!!
たっぷりのイチゴの断面の綺麗さと言ったら何とも言えないですよね!!
でも私、黄緑色のマジパンのかかったフレジエ初めて見ました!!!!ピンクの物しか見たことない気が・・・
祐子:フレジエ大好き~^^
でも、みんながよく言うフレジエって、もともとパリのルノートルの「バガテルBagatelle」というケーキなの知ってた?
なる美:バガテルってなんですか?!初めて聞きました・・・
祐子:そもそもね、パリ16区のブローニュの森の中にバガテル公園っていう名前の公園があってね、そこはバラがとても有名なの。世界的にも有名な場所で、あのマリーアントワネットも訪れたという場所のひとつなのよ。
なる美:バラが有名な公園の名前が、お菓子の名前についたということですか?
弥生: '80年代にガストン・ルノートルが「パリのブローニュの森の中にあるバガテル公園のバラ園」をイメージして作られた創作ケーキなの。断面には、イチゴを立てに並べて切り口が「バラ」に見えるようにしてるんだよ!表面の「黄緑色」のマジパンは公園の緑をイメージしたとされているわ。
なる美:へ~何にも知らなかったです!!じゃあなんで表面がピンク色のものもあるんですか?
祐子:一般的にみんなが知っているフレジエと呼ばれるお菓子は、「バガテル」の進化系なの。よりイチゴを強調した名前に変わって、表面には「赤いイチゴ」が映えるように「ピンク色のマジパン」に変わり、さらに手が込んだ装飾になり、バラ園をイメージした「マジパンのバラ」を飾るようになったんだよ。
裕代:みなさん、今回はバガテル風に緑のマジパンを使って、表面にバラも飾りましたよ*^^*
ぜひ、食べてくださーい!^^
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