【ベンチタイム】ドイツの朝食の定番~カイザーゼンメルを作る!
●●●●●カイザーゼンメルのよもやま話 ●●●●●
福知(以下F):今回はドイツのカイザーゼンメルに挑戦です!ドイツのホテルに泊まれば、朝食のビュッフェには必ず並んでいます。ちなみに「カイザー」は皇帝、「ゼンメル」は小型のパンという意味。皇帝の小型パン、いったいどんなパンなのでしょうか?
平良(以下T):大きさは、、、、確かに小さいですね。でもどうして皇帝のパンなんですかね?見た感じでは確かに王冠の形に似ていますね。
韮澤(以下S):そうだね。そういう説もあるし、昔は白い粉、いわゆる小麦粉が貴重だったからという説もあるんだよ。
F:そうそう。だから、白いパンは高価なものだったんだもんね。
S:小麦の採れにくいドイツはライ麦を使ったパンも多いからね。昔の一般のドイツの人はなかなか食べられなかったようだね。
T:それを考えると今日作るカイザーゼンメルは豪華ですね。
F:そうだね。トッピングにも白ゴマを使ってるもんね。ゴマの香りがいいよね!
T:白ゴマ以外のトッピングって他にどんなものがありますか?
S:そうだな。白ゴマのほかには白ケシや黒ケシ、あとはキャラウェイシードとかがあるかな。
F: そうそうケシは合うよね!ケシってよく見ると勾玉の形なんだよー!キャラウェイシードは多少好みが分かれるかもしれないね。私は初めて食べたとき、歯磨き粉の香りがすると思ったなぁ。
T:へー!そうなんだぁ。今度、ケシの実をよく見てみよう!
キャラウェイシードは、肉料理にすごく合いそうじゃないですか。ハムとか、ソーセージとかと一緒に食べるとおいしそうですよ。
F: たしかにそうだね。ドイツはソーセージが有名だもんね。サンドウィッチにして食べるのもいいね!
あーなんかおなかが空いてきたね。
S:そうだね。じゃあそろそろ作りますか。
T:じゃあ僕が計量します。
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