【ベンチタイム】ライ麦の独特な香りとしっとり感を楽しむ、パン・オ・セーグルを作る!
●●●●● パン・オ・セーグル の よもやま話 ●●●●●
福知(以下F):今回はフランスパンに続き、ハード系第2弾!「パン・オ・セーグル」をご紹介します!!「セーグル」とはフランス語でライ麦のこと。その名前のとおりライ麦が入ったパンです!ライ麦の独特な香りと、しっとり感を楽しんでもらえる食事パンです!
韮澤(以下S):ついにライ麦パンがやってきましたね。今回作ったパン・オ・セーグルはライ麦粉をたくさん使わないパンなので食べやすいのではないでしょうか?
平良(以下T):確かに配合を見ると小麦粉のほうが多いですよね。でもライ麦粉の比率が多いとどのような特徴のパンになるんですか?
平良(以下T):確かに配合を見ると小麦粉のほうが多いですよね。でもライ麦粉の比率が多いとどのような特徴のパンになるんですか?
S:ライ麦の比率が多くなると膨らみの少ない重いパンになります。ライ麦粉はパンの骨格となるグルテンがまったくできません。
F:そうそう。なので、ライ麦粉の量は気をつけないといけないところになりますね。そして、ライ麦粉がはいると、生地がべたつきやすくなります。でき上がったパンはしっとりしますねー。
T:なるほど。だからあの独特の食感になるんですね。初めて食べたとき不思議な感じがしました。
F:そうだね小麦粉100%のパンと比べる変わってくるね。あの独特の食感と風味は好き嫌いが分かれるかもしれないね。
S:ライ麦の比率が上がれば上がるほどそのままだと食べづらくなるけどあの風味はハムとかチーズとかにすごく合うんだよね。
T:薄くスライスしてハムやチーズをはさんで売ってるパン屋さんもありますよね。確かにそれだと僕でもあの風味をおいしく食べれそうです。ほかに合うものってあるんですか?
F:ライ麦が入ったパン独特の酸味もあるよね。私はちょっと苦手なんだけど、チーズやワインとも合うっていうのはわかるなぁ......大人の味だよね。
S:大人の味、、、なんか納得だよね。でも今回のパンはパン・オ・セーグルで、ほかにパン・ド・セーグルってのも聞いたことあるけど何が違うんだろう?
F:ライ麦と小麦粉の比率で少し名前が変わるんだよ。
T:それなら僕も知ってますよ。パン・ド・セーグルは小麦粉よりライ麦粉の比率が多くて今回のパン・オ・セーグルは逆にライ麦粉より小麦粉の比率のほうが多いパンなんですよね?
F:「ド」と「オ」で意味が変わるんだよね。ドは「~で作った」、「オ」だと「~が入った」という感じかな。決まりがあるわけじゃなくて、フランス語のニュアンスの違いみたいなんだけど。これがわかると、パン屋さんで名前を見ればなんとなくわかるんだよね。
S:そうか。それなら自分の好みの具合で選べるね。
F:そういうことだね。じゃあそろそろお腹もすいてきたし作りますか。
T:じゃあ僕は計量します。
F:私は器具を準備します。
S:僕は生地捏ねます。
T:じゃあスタート。。。。
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