【ベンチタイム】フランスパンを美味しく食べよう!
A(浅田): 前回はパン作りに欠かせない4つの基本材料を使ってフランスパンを作ってみました! もちろんそのままバターやオリーブオイルをつけて食べても美味しいのですが、今回は「フランスパンをより美味しく食べる」をテーマにしたいと思います。
O(尾岡): ご紹介するのは「カスクルート」と「タルティーヌ」! 「カスクルート」はフランスパンを使ったフランス風サンドイッチ。最近ではブランジュリやカフェなどで見かけることも多くなりましたね。
M(松井): そうですねぇ~ 私もよくパン屋さんに行きますが、いろんな種類のカスクルートがあって、いつもどれにしようか迷っちゃいます。どれも美味しそうで...
A: カスクルートとはフランス語で「軽食、お弁当」といった意味があります。フランス本国でも定番のランチメニューとして親しまれているんですよ。
O: カスクルートの魅力ってなんでしょう?
M: まず、どんな食材をはさむか考えるのが楽しいですよね。その時の気分によって食材を選んで組み合わせて。
A: 具材と一緒にフランスパン本来の風味や味わいが楽しめるのもカスクルートの魅力だよねぇ。
O: そうですね~ あとやっぱり、簡単に食べられる(片手で食べられるとか食べやすい)っていうのも大事なポイントですよね。
M:ではさっそく2種類のカスクルートを紹介したいと思います!まずは、生ハムとルッコラのカスクルートです。(写真手前)
A: ルッコラのゴマのような香ばしい香りとシャキシャキした歯ごたえが生ハムの塩味とマッチするよねぇ~
O: ルッコラと生ハムの相性はバツグンですね!!
M: そしてもう1種類は、フランスを代表するカスクルートとも言えるジャンボンフロマージュ!(写真奥)
A: ハム(=ジャンボン)とチーズ(=フロマージュ)で作る定番のカスクルートやねぇ。パンにバターをたっぷり塗るのがポイント! チーズはカマンベールを使ってるけど、エメンタール、ブリーなんかとも相性がいいよね~
O: シンプルな食材の組み合わせだからこそ、それぞれの素材の味が引き立ちますよねー。フランスパンの魅力を最大限に引き出せるカスクルートじゃないですか?
M: そうですよね~。どちらもお家で手軽に作れちゃいますよね
A: 続いてご紹介するのは「タルティーヌ」。ひとことで表すとフランス風オープンサンドですね。
O: もともとはバターやジャムを塗ったパン切れのことですが、今ではもっと豪華な具材をのせたものにもこの名前がつけられています。のせる具材によって、朝食やランチにはもちろん、ワインなどのお酒にも合いますし、みんなが集まるホームパーティーなんかでも手軽に美味しくオシャレに楽しめちゃいますよ!
M: 今回は「れんこんのタルティーヌ」と「なすのタルティーヌ」のレシピをご紹介しています。
A: カスクルートもタルティーヌもパンに自由に好きな食材をはさんだりトッピングしたりできるので、自分のお気に入りの食材を使ってみてはどうでしょうか?
O: その季節の旬の食材を使ってみるのもいいですね!
M: ところで・・・、フランスパンを1番美味しく食べられるのは焼いたその日ですが、どうしても食べきれずに残ってしまう時がありますよね? そんな時はどうすればいいかってよく質問されませんか?
A: もし、残るとわかっていればできるだけ早めに冷凍するほうがいいね。
O: 食べやすい大きさにカットして、1つずつラップに包んで密閉できる保存袋に入れて冷凍してください。食べる時は凍ったままでいいので、トースターであたためると美味しく食べられるよ~
M: 1番やってはいけないのは冷蔵保存です。
A: そうそう。冷蔵してしまうとパンの水分が抜けて風味や食感が悪くなるので注意して下さいね!
O: とはいえ、食べるつもりだったのに気がつくと戸棚の中でフランスパンがかたくなっていた!なんてこともありますよね。次回はちょっと古くなったフランスパンを美味しく食べる方法をご紹介しますのでお楽しみに~!