【ベンチタイム】パン・ペルデュ
O(尾岡): 前回はフランスパンの作り方をご紹介しましたが、このフランスパン、作ったり買ったりした後、気がつくと乾燥してかたくなっていた!なんてこともあると思います。 今回は時間がたってしまったフランスパンを美味しく食べる方法をご紹介します!
M(松井): みなさんも1度は作った事がある!?聞いた事がある!? フレンチトーストとラスクを作ろうと思います。
O: どちらも定番ですね!!
M: さっそく作っていこうと思いますが、その前に...浅田先生お願いします!
A(浅田): はい! では少し説明を...日本でもすっかりおなじみのフレンチトーストですが、フランスではどう呼ばれているの?と思ったこと、ありませんか? フランスではフレンチトーストのことを「パン・ペルデュ」といいます。この言葉を聞いたことがある人も多いと思います。直訳すると「失われたパン」という意味になりますが、利用されずにダメになったパンというようなニュアンスでしょうか。
O: そんなパンをおいしく食べるのに、フレンチトーストはまさにピッタリですよね♪
A: 日本ではこのパン・ペルデュという言葉が、フレンチトースト以外にも、(古くなったパンを美味しく食べるために)二次加工したパンいうような広い範囲で認識されつつあるようですね。 色々な「パン・ペルデュ」のレシピも多く世に出ていますが、実はパン・ペルデュ=フレンチトーストなんですよ。
M: フレンチトーストはすごく簡単に作れるので、3時のおやつに是非是非!!!
O: もうひとつご紹介するラスクはもっと簡単に作れちゃいます! アイシングを塗ったり、バターと砂糖を混ぜたものを塗ったり、タプナード(オリーブのペースト)を塗ったり、ニンニク風味のオリーブオイルを塗ったりと、バリエーションは沢山あります。私もお家でたまーに作るんですけど、私が1番好きなのは、何もつけずに乾燥焼きにして、メープルシロップにつけながら食べる!!! もぉ最高です(笑)
今日はその中からアイシングのラスクを紹介します。
A: 今回はフランスパンで作っていますが、いろいろなパンで作ることができます。例えば、食パンやクロワッサン、フルーツやナッツが入っているパンで作っても美味しいですよ。余ってしまったパンがあれば、色々と試してみて下さい。
O: 「ベンチタイム」のメンバーが代わって1年がたちます。この1年間でパンには欠かせない材料のことをお話してきましたが、次の1年では、もっといろいろなパンについてふんわり三姉妹でお話していこうと思っています。楽しみにしていて下さいねぇ。