11月4日放送の＜グレーテルのかまど＞、ご覧いただけましたか。

500年も封印され、今なお謎のスイーツ・・・
なんだか神秘的で、ますます興味が湧いてきますね。

さて、グレーテルが残したメッセージは
「封印！」



今宵ひもとくのは、「ヘンリー8世のメイズ・オブ・オナー」。

暴君とも名君とも言われる、16世紀のイングランド王ヘンリー8世が、
2番目の妃となるアン・ブーリンとの出会いがきっかけで食した小さなタルト。
そのあまりものおいしさにレシピを門外不出にしてしまったとか。
それが「メイズ・オブ・オナー」
彼が愛したレシピは封印されたまま、500年たった今でも謎に包まれているそうです。


それでは、"王様もつまみ食い"さっくりのパイと濃厚なチーズのハーモニー！
独り占めしたくなるようなメイズ・オブ・オナーを作りましょう！

当時の材料は手に入らないものもあるので、今回はアレンジレシピで。
指導は中濱尚美先生です。



まずは、すべての材料をよ～く冷やしてパイ生地を作ります。
粉が全体にいきわたるように混ぜて、まとまったら冷蔵庫へ。

　

この時点ではグルテンが強すぎて伸びないので、
伸びをよくするために休ませることが大切。
しっかり冷えたら、叩いて伸ばして折りたたみます。

　

グルテンが強くなったら冷蔵庫で休ませて、それを全部で3回繰り返します。
今回はたくさん生地を休ませながら進めますよ。

　

生地ができれば型に合わせて。
焼いたときに生地が縮まないようにフォークで穴をあけてね。



なめらかに仕上げたフィリングを型に流しこんで焼きます！
フィリングの作り方はレシピを見てね。

焼き上がりはこんな感じ♪



熱いうちに型から外すと、外しやすいですよ。
王様を虜にしたお菓子の完成です！

　　

「メイズ・オブ・オナー」とは王妃に仕える身分の高い貴族の娘たちのこと。
ヘンリー8世が愛したアン・ブーリンはメイズ・オブ・オナーでした。
番組で紹介されたヘンリー8世とアン・ブーリンのエピソードも興味深いものでしたね。
門外不出のお菓子を、ぜひ皆さんも試してみてください！

ヘンリー8世のメイズ・オブ・オナー　レシピはこちら


月曜日の夜は、グレーテルのかまどをお楽しみに！
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『グレーテルのかまど』
毎週月曜日放送 【NHK Eテレ】 22:00～22:25　
（再放送）翌週月曜日 【NHK Eテレ】 10:25～10:50
（再放送）毎週金曜日 【NHK総合】 11:05～11:30　※一部地域を除く

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