"グレーテル"のスタジオから【フランス・コメルシー娘のマドレーヌ】
12月13日放送のグレーテルのかまど、いかがでしたか?
今回のテーマは「フランス・コメルシー娘のマドレーヌ」。
マドレーヌは、日本でも一般的なお菓子ですが、
発祥の地でもある本場フランス・コメルシーのマドレーヌでは、
朝昼晩とマドレーヌ。
甘くないものもあったりと、番組をみてびっくりした方もいるのではないでしょうか?
でも、貝殻の型が必須です。
この入れ物は、コメルシーのマドレーヌのお店のもの。
もみの木でできているそうです。
写真は、マドレーヌが一個だけ入る箱です。かわいいですね。
辻調グループのフランス校から、学校に送られてきました。
グレーテルのかまどの収録現場は、いつもながら和気あいあいです。
すでに、三年目に入ったグレーテルのかまどでは
ヘンゼルこと瀬戸さんはじめ、スタッフも先生方も顔なじみ。
流れもよく把握しています。
しかし、今回のマドレーヌを作る際の難関は、「焼き加減」でした。
コメルシーのマドレーヌは、真ん中がぷっくりしているのが特徴ですが
オーブンによって、同じ温度でも焼き上がりがかわります。
焼き菓子などでは、試作では問題なかったものも
収録現場の状況によって仕上がりがかわることも。
最初に高温で膨らませて、少し火を落として中まで焼く。
これは、オーブンを覗きながら確認するほかありません。
先生がたも、オーブンをみながら焼き加減をチェックです。
最後に仕上がりを決めるのは、目安の焼き時間だけではなく、
何度もやってきた経験の積み重ねから、焼き色や膨らみ具合で判断します。
さて、焼き上がりは。。。
一つ、最後の、「プク」が。。。
手前と奥でも焼き上がりが違います。
材料や手順はシンプルですが、同じように、作るって難しいんですね。
左の膨らんでないのは、製品なら店頭には出せません。
もちろん、味は美味しくてもです。
グレーテルのかまど的には、キレイにできたのもあるので、よしとしましょう。
さて、気を取り直して、アレンジです。
チョコレートがけの、マドレーヌを作ります。
これまた、美味しそう!
「焼き加減」。
お菓子を作るには、避けては通れない工程ですよね。
その難しさを実感した収録でした。
さて、今回の収録には
エコール 辻 東京のプレスアシスタントの学生が見学と取材にきていました。
それは、こちらをご覧ください。
https://www.tsuji.ac.jp/kyoiku_support/shokuiku/tspa/tspa35.html
では、ぷっくり、おなかの膨らんだコメルシーのマドレーヌ、
是非、チャンレジしてみてください。
食べすぎには、ご注意を!
では、次回の「グレーテルのかまど」も、お楽しみに。
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『グレーテルのかまど』
毎週金曜日放送 21:30~21:55 【NHK Eテレ】
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https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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