"グレーテル"のスタジオから【モーツァルトのいちごシャーベット】
4月4日放送のグレーテルのかまど「モーツァルトのいちごシャーベット」はいかがでしたか?
「ぜいたいくにおしゃれに春を感じたい」とは、
グレーテルのオーダーもなかなかレベルが高くなってきました。
今回は、いちごのシャーベット。
モーツァルトの時代でいえば、二重にぜいたくなスイーツです。
まずは、フレッシュないちごをたっぷり使っていること。
それと、シャーベットやアイスといった氷菓は、
寒い地方でない限り、冷蔵庫がなかった時代には貴重品です。
まずは、いちごをミキサーにかけますが
そのために必要な牛乳の量の目安を確認します。
あとから入れる練乳は、お好みで甘さを調整。
グレーテルのかまども、3年目。
ヘンゼルも、いろいろなスイーツを作ってきたので
自分の舌で味を調整と、ちょっとバージョンアップです。
ミキサーにかけたいちごと牛乳と練乳は、泡だて器で混ぜて
少しずつ凍らせて、さらに混ぜてを繰り返してなめらかなシャーベットにします。
今回、スタジオ内に設置されたブースから
収録の進行をみながら指示を出す喜多村先生。
ちょっと不思議な空間です。
モーツァルトのシャーベットは、アーモンドミルクを使っていたようですが
今回は、それより手に入りやすい牛乳と練乳を使っているので
どちらかというと、アイスに近いクリーミーな仕上がりです。
他にもモーツァルトが好きだったというレモネードを使った
シャーベットも作りました。
こちらも、レモンを贅沢に使って、皮も一緒に煮ることで
少し苦みのある大人のレモネードのシャーベットに仕上げます。
さて、モーツァルトということで、ティーブレイクで出てきたのは
当時の宮廷で食されたというスイーツ。
一つは、アプフェル・シュトゥルーデル
りんごを、薄い生地でまいて焼いたものです。
もう一つは、いちごのトルテ
番組内ではヘンゼルの手元にちょっと映っただけですが
ショートケーキのようですが、中にはいちごのムースが入っています。
飾りつけも、クラシカル&エレガントに。
日に日に暖かくなってきましたので
さわやかなシャーベットで、贅沢なティータイムを楽しんではいかがでしょう。
是非、みなさんも作ってみてくださいね。
では、また次回の「グレーテルのかまど」をお楽しみに。
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『グレーテルのかまど』
毎週金曜日放送 21:30~21:55 【NHK Eテレ】
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