"グレーテル"のスタジオから【端午の節句の柏餅】
5月2日放送のグレーテルのかまど「端午の節句の柏餅」はいかがでしたか?
柏餅といえば、「端午の節句」。
一般的には男の子のお祝いに食べるお菓子として知られています。
でも・・・
グレーテルからは、こんなオーダーが。
日本の各地では、男の子だけのお祝いではなかったようですね。
農村部では、女の人を休ませるためだったとか。
まさに、グレの気持ちにぴったりです。
そんな柏餅。
今回、所作指導を担当するのは、初登場。
濱田真理子先生です。
キリッっとしてます。
濱田先生は、和菓子の先生ですが、実は洋菓子も作れるそうです。
柏餅といえば、はずせないのは柏の葉。
柏の葉は、新芽が出てから、古い葉を落とすことから
代々続いていく子孫繁栄を意味する縁起のよいものとされています。
右が柏の葉、左はサルトリイバラ。
地域によってはこちらを使うところもあるそうですよ。
ここで、ぷちトリビア。
いつもは、柏の葉にくるまれていて
気が付かずに食べてしまう人も多いかと思いますが
実は、カブトの形をしているって、知ってましたか?
ヘンゼルも驚いていたようですね。
では、そのお餅を作ります。
なんども、作ってきているお餅やあんこですが
今日のお餅も熱いですよ。
先生は、らくらくしていますが
実は熱いのです。
ヘンゼルは、やけどをしないように水で手を冷やしてくださいね。
お餅ができたら、カブトの形にしていきます。
まずは、手のひらにのせて、手の腹で、お餅を伸ばします。
あんこをのせたら
Uの字にした、手の側面を使ってふちをおさえます。
出来上がり。
カブトの形にみえますか?
濱田先生、やはり教えるのはプロ。
はじめてで、スタジオでも、学校とあまりかわらないようですね。
収録は、スムーズに進みました。
柏の葉をまいたら、蒸して完成!
葉の表が外側は、こしあん。
葉の裏が外側は、みそあん。です。
試食の前に、金澤先生に食べ方について聞いているヘンゼルこと瀬戸さん。
作るだけでなく、見せる側として
そのスイーツにあった食べ方にまで気を配ります。
さすがこちらもプロ。
柏餅だけの撮影をする前は
ライトなどで、乾いてしまうので
ラップをかけてスタンバイします。
中身もわかるように切った柏餅も撮影しました。
みそあんの黄色もきれいです。
ここかしこに、視聴者の方に
楽しく、わかりやすく見てもらう工夫がされています。
おうちで作る柏餅もいいですね。
では、また次回の「グレーテルのかまど」をお楽しみに。
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『グレーテルのかまど』
毎週金曜日放送 21:30~21:55 【NHK Eテレ】
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