"グレーテル"のスタジオから【マーク・トウェインのコーンブレッド】
7月9日放送の<グレーテルのかまど>、いかがでしたか。
故郷への思いが詰まった素朴な味わい。
皆さんにとって懐かしい"故郷の食べ物"って何ですか。
さて、グレーテルが残したメッセージは
「北か?南か!?」
ちょっと意味不明ですね...
さて、今宵ひもとくのは、「マーク・トウェインのコーンブレッド」
『トム・ソーヤの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』などを生み出した
世界的大作家、マーク・トウェインがこよなく愛したのが、
"アメリカ南部のコーンブレッド"でした。
作品の中にも、たびたび登場しますね。
それでは、"コーン100%の香ばしい"南部伝統のコーンブレッドを作りましょう。
トウモロコシの粉は、3種類あります。
左から、「コーングリッツ」「コーンミール」「コーンフラワー」
今回は、コーンの風味があってまとまりやすい「コーンミール」を使います。
でも、コーンミールには粘り気を出すグルテンがほとんど含まれていないので、
熱湯で混ぜ合わせることがポイント!
そうすることで、でんぷんがのり状になり、生地がつながりやすくなります。
今回のレシピ指導は、大熊恵先生。
バターミルクの代わりに牛乳とヨーグルトを使ったり、
工夫しながら本場の素朴な味を目指します。
そして、アッツアツに熱したスキレットに生地を流し込んで、
230度で20分焼いたら完成!
そのままで食べてもおいしいし、
バター、ハチミツ、生クリームで作った特製シロップをかけてもおいしい!
古くからアメリカ人の生活と共にあるコーンブレッドは、
地域によってそのスタイルはさまざま。北部と南部でも大きく違うんです。
マーク・トウェインは晩年のエッセイで
「どんなコーンブレッドを食べるかでその人間の考え方がわかる」
と書いています。
文豪にそこまで言わせてしまうコーンブレッドとは?
ぜひ番組で確かめてみてください。
マーク・トウェインのコーンブレッド レシピはこちら
★★番外編★★
この日の収録では、ヘンゼル役 瀬戸康史さんのお誕生日が近かったため、
スタッフの皆さんと一緒にお祝いをしました。
瀬戸さんには、エコール 辻 東京の学生たちが作ったケーキをプレゼント。
お返しに、学生たちにメッセージをいただきました。
瀬戸さんおめでとうございます!!
月曜日の夜は、グレーテルのかまどをお楽しみに!
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『グレーテルのかまど』
毎週月曜日放送 【NHK Eテレ】 22:00~22:25
(再放送)翌週月曜日 【NHK Eテレ】 10:25~10:50
(再放送)毎週金曜日 【NHK総合】 11:05~11:30 ※一部地域を除く
★番組公式HPはコチラ↓
http://www4.nhk.or.jp/kamado/
★辻調「グレーテルのかまど」スペシャルサイトはコチラ↓
https://www.tsujicho.com/media/tv-info/gretel/
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