"グレーテル"のスタジオから【石井桃子のみつ豆】
8月10日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。
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子ども時代をしっかりと
たのしんでください。
おとなになってから
老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。
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(2001年7月18日 石井桃子/杉並区立中央図書館蔵の色紙より)
さて、グレーテルが残したメッセージは、
「雲って甘いのかな・・・?」
今宵ひもとくのは、「石井桃子のみつ豆」です。
代表作は『ノンちゃん雲に乗る』、翻訳家で児童文学作家の石井桃子さんは、
101年の生涯を通してこどものための本を生み出し続けました。
冒頭のことばもそのひとつです。
そんな石井さんが愛したスイーツが「みつ豆」。
みつ豆に入っているえんどう豆は、幼い頃の思い出と重なり、
大人になってからも折に触れてみつ豆を食べたそうです。
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それでは"お豆ふっくら!寒天は雲の味!"
寒天に工夫を凝らして、天にも昇るような味わいのお菓子を作りましょう!
まずは、赤えんどうを渋切りしてゆでたら、一晩シロップに漬けておきます。
今回は、石井さんの代表作『ノンちゃん雲に乗る』に合わせて
ベースになる透明な寒天と淡雪羹を組み合わせて、雲をイメージした寒天を作ります。
レシピ指導は、金澤賢吾先生。
寒天には、砂糖や水あめなど糖分を加えると透明感や弾力が出ますよ。
粗熱をとったら梅酒を投入!夏らしく酸味を加えて風味をさわやかに。
次は、メレンゲのように卵白を泡立てて、固まるタイミングを見ながら
透明な寒天に少しずつ垂らしていきます。
こんなふうにランダムに垂らして
透明な寒天をさらに上から流し込み、冷蔵庫で冷やしたら雲ができました!
横から見ても雲が浮かんでいるようですね。
フルーツと赤えんどうと一緒に盛り付けて、黒密をかけたら完成!
石井さんが何よりも大切だと考えた「子ども時代」。
冒頭のことばもしみじみと伝わってきますね。
石井桃子のみつ豆 レシピはこちら
月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」
毎週月曜日放送 【NHK Eテレ】 22:00~22:25
(再放送)翌週月曜日 【NHK Eテレ】 10:25~10:50
(再放送)毎週金曜日 【NHK総合】 11:05~11:30 ※一部地域を除く
★番組公式HPはコチラ↓
https://nhk.jp/kamado
★辻調グループ「グレーテルのかまど」スペシャルサイトはコチラ↓
http://www.tsujicho.com/media/tv-info/gretel/
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