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"グレーテル"のスタジオから【フリーダ・カーロのカピロターダ】

グレーテルのかまど
テレビ

2021.01.26

1月25日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。

もともと料理だったものがスイーツに?!
トマトや玉ねぎ、粉チーズを使ったメキシコのデザート、ちょっと想像がつきませんね。

さて、グレーテルが残したメッセージは、
「なつかしい味でおもてなし」



今宵ひもとくのは、「フリーダ・カーロのカピロターダ」です。

まっすぐにこちらを見る鋭い視線の自画像を描き続けたメキシコの画家、フリーダ・カーロ。
彼女が22歳で、画家ディエゴ・リベラと結婚した際に、
家族や友人を集めたパーティーで振舞ったスイーツが、「カピロターダ」でした。
カピロターダは、クアレスマ(イースター前の40日間)に食べるメキシコの伝統的なデザートで、
メキシコの人たちにとっては子どもの頃の懐かしい味でもあるんだそうです。

** ** **

それでは
"人生はスパイシー"なつかしさの中にスパイスが香る
奥深い味のスイーツを作りましょう!

レシピ指導は、中濱尚美先生です。
本来、お菓子ではなく料理だったカピロターダは、
スペインからメキシコに伝わった後、今のカピロターダにアレンジされたそうです。

まずは、甘いシロップ作り。鍋に水を入れてシナモンとクローブと、
そしてトマトと玉ねぎを入れます。この材料は料理の名残かな・・・



沸騰したら黒糖と上白糖を入れて、ザルでこしたらシロップの完成!

次はバナナを切って揚げますよ。





パンも輪切りにして、揚げパンと焼きパンを用意。
レーズン、くるみ、アーモンド、そして粉チーズを、耐熱皿に詰めます。



耐熱皿にはまず揚げパンを敷き、他の具材もすき間なく入れたらシロップをかけて粉チーズを。



2段目には焼きパンを並べて。具材とシロップと粉チーズをたっぷりかけてオーブンへ。



☆~焼いている間に、プチ情報を!~☆
今回使った材料にはそれぞれ意味があるんですって。
パンはキリストの肉体、シロップはキリストの血を表しています。
スパイスのシナモンはキリストがはりつけにされた十字架の木材、
クローブは打ち付けられた釘だそうです。
そして、粉チーズはキリストの体をくるんだ布なんだそうですよ。

(冷蔵庫のマグネットもメキシコ^ ^)


さあ、焼き上がりましたよー
焼き上がったら大皿に盛り付けて完成!





事故の後遺症はフリーダの人生に重くのしかかりましたが、
メキシコへの思いとディエゴへの愛、そしてベッドの上でも描き続けた絵が
彼女の拠り所だったのですね。
人生の最後に、「ビバ・ラ・ビダ(人生万歳)」と書き足されたスイカの絵が心に残りました。

フリーダ・カーロのカピロターダ レシピはこちら


月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」
毎週月曜日放送 【NHK Eテレ】 22:00~22:25 
(再放送)毎週水曜日【NHK総合】11:05~11:30
(再放送)翌週月曜日【NHK Eテレ】10:25~10:50
★番組公式HPはコチラ↓
https://nhk.jp/kamado
★辻調グループ「グレーテルのかまど」スペシャルサイトはコチラ↓
http://www.tsujicho.com/media/tv-info/gretel/
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