"グレーテル"のスタジオから【島原の寒ざらし】
7月19日放送の「グレーテルのかまど」は、ご覧いただけましたか。
暑い夏がやってきましたねぇ・・・かまどもすっかり夏仕様(笑)
グレーテルのメッセージはこれ!
「つめた~い!湧水に浸かりたい!」
今宵ひもとくのは、「島原の寒ざらし」
至るところで豊富に湧き出る湧水と、独特の文化が根付く長崎県島原市。
この湧水を使って生まれた素朴なスイーツが、「寒ざらし」です。
あの澄み切った湧水を見ているだけで、涼やかな気持ちになれますね。
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それでは、"水の力でとろっ!"蜜が絡んで弾力のある、
素朴で優しい味わいのお団子を作りましょう!
「かんざらし」は、材料の白玉粉が、寒さにさらして作られることから
「寒ざらし粉」と呼ばれていたことに由来するそうですよ。
レシピ指導は、上元純一先生。
まずは白玉団子づくり。今回はいつもより小さめにしたいので
直径1㎝くらいの棒状にしたものをカードで切って丸めていきます。
そしてここからがポイント!
沸騰したお湯に団子を入れて、浮いてきたら
まず氷水で冷やして締めて、それからたっぷりの水にじっくり浸します。
たっぷりの水に浸すことで、団子の表面がとろっとして、
寒ざらし独特の食感が生まれるんだそうです。
次は、黄ザラメ糖を使って蜜を作りましょう。
黄ザラメ糖は、お砂糖にカラメルを加えて作られているので
溶かして蜜にするだけで、煮詰めたような香ばしい味わいが生まれるんですよ。
さらに、抹茶と緑茶を使ってひと味違ったかんざらしも!
白玉粉に抹茶を入れて、きれいな緑色になるまでしっかり混ぜて。
そして、蜜には緑茶を。
ザラメを溶かしたところに緑茶の葉を入れて、さらしでこして
そこに蜂蜜と柚子ジャムを入れて、バットに移して冷凍庫へ。
凍らせては崩し、凍らせては崩して作るグラニテに。何だかオシャレな蜜になりそう♪
シンプルバージョンとアレンジバージョンを盛り付けて完成!
19世紀、島原ではサトウキビ栽培禁止令が出るほど砂糖の栽培が盛んで、
寒ざらしの蜜も様々なバリエーションが生まれたんだそうです。
今年の夏はこのスイーツで乗り切れそうですね!
島原の寒ざらし レシピはこちら
月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」
毎週月曜日放送 【NHK Eテレ】 22:00~22:25
(再放送)毎週水曜日【NHK総合】11:05~11:30
(再放送)翌週月曜日【NHK Eテレ】10:25~10:50
★番組公式HPはコチラ↓
https://nhk.jp/kamado
★辻調グループ「グレーテルのかまど」スペシャルサイトはコチラ↓
http://www.tsujicho.com/media/tv-info/gretel/
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