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"グレーテル"のスタジオから【長崎 五島列島のかんころ餅】

グレーテルのかまど
テレビ

2022.01.11

新年あけましておめでとうございます!
元旦のスピンオフドラマに続いて、
1月10日放送の「グレーテルのかまど」も、ご覧いただけましたか。

さて、新年最初にグレーテルが残したメッセージは
「とりあえず北西の風を待て!」



今宵ひもとくのは、「長崎 五島列島のかんころ餅」。

長崎県の西側に大小152の島々からなる五島列島。
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として2018年には世界遺産にも登録されました。
古くからこの地の名物として知られ、地元で愛されてきたのが
さつまいもを使った素朴な味の「かんころ餅」。
そして、このかんころ餅に欠かせないのが、"かんころ"です。
秋になるとさつまいもを収穫し、乾燥した北西の風が吹く頃にかんころは作られます。
五島列島の痩せた土地では、貴重な食糧として大切に守られてきた味なんです。

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それでは、
"素朴な甘さと深い味わい!"島の歴史に思いをはせて
心にしみわたる優しいお餅を作りましょう!

みなさん、かんころはご存知でしたか。見るからに硬そうですね~



普通の干し芋とは違ってほとんど水分を残さず、カチカチに乾燥したもので、
これを水で戻してから使うそうです。
なかなか手に入らないので、今回は干し芋で代用しますね。

まずは、一晩しっかり水に浸けたもち米を蒸します。
レシピ指導は金澤賢吾先生。



もち米が蒸しあがる頃、木じゃくしとスプーンを使って芯が残っていないかチェック。



芯がなければ、餅つき機でもち米がなめらかになるまでつきます。
途中、蒸した干し芋も投入。



うまく混ざってなめらかになったら、半分はなまこ型に。
残りはちょっとアレンジしてあんこを入れましょう。



さらに、あんこバージョンの方はフライパンでごまをちょっと焼いて
パチパチ音がしてきたら、その上にお餅を乗せて少し焼きます。





なまこ型は保存用ですが、食べる分だけ切って、フライパンで少し焼くと美味しそう!



隠れキリシタンの人々が迫害を逃れるために移り住んだ五島列島と
かんころ餅の歴史に思いをはせながら、おいしく味わってね。



長崎 五島列島のかんころ餅 レシピはこちら


月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado
毎週月曜日放送 【NHK Eテレ】 22:00~22:25 
(再放送)毎週水曜日【NHK総合】11:05~11:30
(再放送)翌週月曜日【NHK Eテレ】10:25~10:50

★「グレーテルのかまど」撮影の裏側はこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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