"グレーテル"のスタジオから【端午の節句のあくまき】
5月1日放送の「グレーテルのかまど」は、ご覧いただけましたか。
グレーテルが残したメッセージは
「たっぷりかけて♡」
今宵ひもとくのは、「端午の節句のあくまき」です。
もうすぐ「こどもの日」ですね!
子供たちの健やかな成長を願う端午の節句。
この時期には"柏餅"や"ちまき"を食べる風習が江戸時代から続いていますが、
鹿児島で食べられるのは「あくまき」なんです。
たっぷり時間をかけて作る、竹の皮に包まれた黄金色の餅菓子。どんな味なんでしょう。
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今回は、"時間をかけてモチモチプルン!"
南九州に古くから伝わるモッチモチの郷土菓子を作りました!
レシピ指導は立嶋穣先生、そして助手の山本純平先生。
本来は、木を燃やした時にできる灰を水に浸けて、その上澄みの灰汁(あく)を使いますが、
今回はあくまき用に売っている灰汁を使います。
洗ったもち米は一晩、灰汁につけておくのがポイント!
もち米の繊維を柔らかくしたり、雑菌の繁殖が抑えられるなど、先人の知恵が詰まってます。
もち米を包む竹の皮は、柔らかくなるように水につけておいて。
竹の皮でもち米を包んで、竹の皮で作った紐で結びます。
2時間ほどかけてしっかり煮てね。灰汁の量はお好みで調整。
もち米の粒がなくなったら、お鍋から出して常温で冷まします。
カット後の写真ですが、プルンプルンな感じ、伝わりますか?
黒蜜ときな粉とあられをトッピングして食べてね。
それからもうひとつ先人の知恵。
日にちが経って硬くなったあくまきは天ぷらにして食べるんですって。
端午の節句の「あくまき」「あくまきの天ぷら」 レシピはこちら
月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado
毎週月曜日放送 【NHK Eテレ】 22:00~22:25
(再放送)金曜日【NHK Eテレ】13:05~13:30、翌週水曜日【NHK総合】11:05~11:30
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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