"グレーテル"のスタジオから【お菓子の島の殿様スイーツ】
6月3日放送の「グレーテルのかまど」は、いかがでしたか。
今回の、グレーテルが残したメッセージは
「お殿様 ありがとう!」
今宵ひもとくのは、「お菓子の島の殿様スイーツ」です。
長崎県の平戸は、古くから貿易の拠点として外国とも深く関わってきた島。
砂糖が日本の中でもとりわけ早く入ってきた、人呼んで「お菓子の島」なんです。
西洋の菓子文化もポルトガル人が伝えました。
そんなお菓子の島では、お殿様がお菓子の図鑑まで作らせたんです(『百菓之図』)。
今回は、南蛮菓子のひとつで、いまも平戸で愛されている「カスドース」に挑戦します!
レシピ指導は、上元純一先生。
まずは、カスドース用に、少しかためのカステラを作ります。
材料は、卵・上白糖・はちみつ・サラダ油・薄力粉。
まず砂糖と卵の生地をしっかり混ぜてから、はちみつとサラダ油を合わせ、
最後に薄力粉を加えて混ぜます。
そして、カステラの生地のきめを均一にするためにザルでこします。
これを型に入れてオーブンへ。
焼き上がったカステラのあら熱がとれたら、定規を使って5cm×3cmのサイズにカットし、
卵黄を手早くまぶします。
グラニュー糖と水を火にかけてシロップを作り。
このシロップの泡にカステラを包みこむようにからめて
仕上げに、グラニュー糖をまぶしたら出来上がり。
そして、もう1品、かまどオリジナルの「ほうじ茶バージョン」を。
こちらは、粉末状にしたほうじ茶とグラニュー糖を混ぜたものをまぶします。
グラニュー糖、レモン果汁とレモンの皮を混ぜ込んだクリームチーズも添えて、
お殿様もびっくりのスイーツに♪
平戸のお殿様が愛したお菓子、表面はカリッと中はふんわりの「カスドース」は
卵黄のコクと砂糖の優しい甘さのハーモニー。
そして、かまどオリジナルの「ほうじ茶カスドース」は香ばしいほうじ茶と
レモン爽やかなクリームチーズで苦味と酸味のハーモニーが楽しめます♪
平戸のお殿様が後世に伝えたかったとっておきのスイーツ。
お菓子の島の殿様スイーツ「カスドース」のレシピはこちら
月曜日の夜は、「グレーテルのかまど」をお楽しみに!
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「グレーテルのかまど」https://nhk.jp/kamado
毎週月曜日放送 22:00~22:25(NHK Eテレ)
【再放送】翌月曜11:05~11:30(NHK総合)、翌水曜15:10~15:35(NHK Eテレ)
★「グレーテルのかまど」過去放送分の裏側やレシピはこちら↓
https://www.tsuji.ac.jp/hotnews/cat621/cat709/index.html
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